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サエク、PC-Triple C採用の最上位電源ケーブル「PL-9000」
2020年10月9日 15:30
サエクは、電源ケーブル「PL-9000」と「PL-5900」、メガネ型プラグの「PL-5900M」を10月25日に発売する。いずれも導体にPC-Triple C(ピーシートリプルシー)を採用している。価格は「PL-9000」が1.5~3mで120,000~130,000円。「PL-5900/M」は1~3mで38,000~48,500円。0.5mあたり「PL-9000」は5,000円、「PL-5900/M」は3,500円で特注対応も行なわれる。
PC-Triple Cは、独自の連続鍛造伸延技術により、信号の伝送を妨げる結晶粒界を極力減らし、結晶を長手方向に連続化させることにより、優れた導通性能を持つもの。これを導体に採用することで、広いダイナミックレンジと高いS/N比が実現したという。
最上級電源ケーブルの「PL-9000」には、フルテック製FI-50に金メッキを施した特注プラグが採用された。0.32×68 5.5sq(mm2)の綿糸介在の3芯拠り合せ構造。絶縁体には制振材入特殊樹脂が使われ、振動対策も重視されている。シールド材は銅箔テープ。ケーブル外径はΦ15mm、許容電流は15A。
「PL-5900/M」は、PC-Triple C導体を「多くの方に体験して頂きたくハイコストパフォーマンスモデルとして企画」されたもの。メガネ型プラグ仕様も用意され、幅広いオーディオ/AVシステム環境に対応する。
プラグはフルテック製FI-11M-N1(G)、インレットプラグは「PL-5900」がフルテック製FI-11-N1(G)、「PL-5900M」がフルテック製FI-8N(G)を採用する。ケーブル構造は綿糸介在の3芯拠り合せ。絶縁体には半硬質PVCが使われている。シールド材は銅箔テープ。ケーブル外径はΦ13mm、許容電流は15A。