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米ソニー、ハイレゾ対応カーオーディオ

  • 酒井隆文

2021年6月29日 00:10

「XAV-9500ES」

米Sony Electronicsは現地時間の6月25日、車載向けオーディオ「Mobile ES」シリーズ初のハイレゾ対応車載メディアレシーバー「XAV-9500ES」を発表した。2021年11月発売予定で、店頭予想価格は3年保証付きで1,299.99ドル。

ESS製のDACチップを搭載し、192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、ALACネイティブ再生、22.4MHzのDSDを24bit/192kHzのPCM変換で再生可能。BluetoothではLDACコーデックもサポートする。

4chのクラスA/Bアンプも搭載。内部コンポーネントも音質にこだわって選定されているほか、アナログ回路とデジタル回路が分割されたデュアルレイヤーを採用されている。

1,280×720ドット/HD解像度の10.1インチLCDタッチディスプレイを搭載し、操作性にも配慮。複数の取り付けオプションや省スペースのリアシャーシにより、さまざまな車種に取り付けられる。

Wi-FiとGPSアンテナを内蔵し、ユーザーのスマートフォンとワイヤレスで接続可能。Apple CarPlay、Android Autoも利用できる。

USB Type-Cポートを備えた機器と有線で接続できる他、最大3Aでの給電が可能。そのほか、エンジン・オンと同時に本体が起動するクイック・ウェイクアップ機能や最大3台までのカメラを接続して車両後方など死角の映像を確認することもできる。

「Mobile ES」はカーオーディオの新たなスタンダードを提案すると謳うシリーズで、スピーカー、サブウーファーが発売されている。