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パイオニア製10スピーカーシステム、トヨタ新型「ランクル」採用
2021年8月5日 12:45
パイオニアの8chフルデジタルClass-Dアンプと、サブウーファーを含む10個のスピーカーで構成されるサウンドシステムが、トヨタが8月2日に発売したSUV、新型ランドクルーザーの「10スピーカーサウンドシステム」として採用された。
新型ランドクルーザーのメーカーオプション設定となる10スピーカーサウンドシステムは、パイオニアが長年培ってきた音響・技術ノウハウが投入されており、「音楽に込められたアーティストの想いを正確に再現」する。
同システムでは、インパネやドアに、フルレンジやミッドレンジなどのスピーカーを配置。その中でもインパネサイドのスピーカーは、位置や角度を緻密に配置設計することで、立体的で豊かな音場創出を実現するという。
トランクルーム横には、コンパクトでありながら高出力で力強い低域再生が可能な専用開発のボックスサブウーファーが配置され、全席に効率よく豊かな低音を届ける。パワーアンプはパーツ選定と回路設計に徹底的にこだわったといい、ノイズを排除した高音質再生を実現した。
パイオニアのサウンドマイスターが、車両に合わせたサウンドシステム全体のチューニングを施すことで、「新型ランドクルーザーの力強い走破性とシンクロする豊かなサウンドを創出している」という。
具体的なスピーカー配置は次のとおり。
- インパネサイド 2ウェイスピーカー(9cm Midrange×2 Tweeter×2)
- インパネセンター 9cm Midrange×1
- フロントドア 18cm Woofer×2
- リアドア 16cm Fullrange×2
- トランクルーム横 16cm 9L Box Subwoofer×1
300シリーズとなる新型ランドクルーザーは、長年にわたる技術の積み重ねと、最新技術の融合により素性を刷新し、「世界中のどんな道でも疲れない走り」を携えたというSUV。ガソリンエンジンモデルとディーゼルエンジンモデルの2バリエーションで合計7グレードが用意され、価格は510万円~800万円。
なお、トヨタは8月2日以降に注文した場合の納期が1年以上となる見込みであることを公式Webサイトでアナウンスしている。