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エーディテクノ、ウルトラハイスピード光ファイバーHDMIケーブル

国内メーカー初というUltra High Speed HDMI Cable認証を取得した光ファイバHDMIケーブル「AHU-xxxM」

エーディテクノは、ウルトラハイスピード光ファイバーHDMIケーブルの新製品を8月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7.5mの「AHU-007M」が36,300円前後、10m「AHU-010M」が41,800円前後、15m「AHU-015M」が47,300円前後、20m「AHU-020M」が52,800円前後。

「AHU-xxxM」は7.5m以上の長尺ケーブルで、国内メーカー初というUltra High Speed HDMI Cable認証を取得した光ファイバHDMIケーブル。HDMI 2.1規格にて定められた48Gbpsの高速伝送により、最大8K/60Hz、4K/120Hz映像に対応。

HDMI 2.1規格では、新たに実装されたFRL(Fixed Rate Link)方式により、従来の3データレーン式から4データレーン式に拡張することで、最大48Gbpsの高速伝送が可能だが、新製品ではこのFRL信号の4レーン全てにロスが少ないOM3規格光ファイバを採用することで、最大20mの長距離伝送を外部給電なしで実現している。

フレーム毎に動的な輝度諧調を表現できるDynamicHDRや、高ビットレートでの5.1ch/7.1ch音声に対応したeARC、スピード感のあるゲームなどで起こるカクつきを可変フレームレートにより解消するゲームモードVRR、映像信号圧縮技術のDSCなど、HDMI 2.1規格にて設計された最新技術に準拠。

遠距離設置したAVアンプへの接続などの、高品位な8Kホームシアター環境構築用から、可変リフレッシュレートが必須なゲームイベント用、8K編集が必要な放送・編集の業務用まで幅広く利用できるという。

また、同じ長さのパッシブケーブルや従来のアクティブケーブル(10m 約680g)と比較しても、10mで約310gと軽量であるため、可搬性が高く、柔らかなケーブルでもあるため、設置時のシンク機器側コネクタへの負担を抑えられるという。

コネクタには亜鉛合金シェルを使用。上質な見た目と堅牢な強度を兼ね備えているほか、電磁両立性にも優れ、外来ノイズの干渉を受けにくく、本体からのノイズ発生も抑えられる。