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11.2ch“椅子型スピーカー”に二人がけモデル

二人がけチェアスピーカー「VRS-W1」

オーディオハートは、自宅で映画館の立体音響を楽しめる11.2chの二人がけチェアスピーカー「VRS-W1」を、クラウドファンディングサイトのMakuakeで先行販売している。価格は1,397,000円だが、数量限定の割引プラン、デノンのAVアンプ「AVR-X1600HK」や「AVC-X6700HK」とのセットモデルなども用意されている。12月末までに配送予定。

一人がけの「VRS-1」

一人がけ用のチェアスピーカー「VRS-1」をベースに、「夫婦で共有したい」というユーザーからの声を受けて開発されたモデル。「VRS-1の遮音性やデザイン性を損ねることなく、二人で映画の世界に没入できるように」をテーマとして、構想から2年半の年月を経て開発された。

3畳の広さがあれば設置でき、高額かつ複雑な防音工事をせずとも、「プライベートな映画館で作品を体験するような優雅な空間を過ごすことができる」という。

椅子の内側にはドルビーアトモスの再生に必要な11.2ch(14個)のスピーカーが配置され、360度を音に囲まれたような体験が可能。ハイレゾにも対応した。チェアスピーカーの使用には、別途アンプが必要。

身体に近いスピーカー配置と硬質シェル構造によるノイズカット、ボールチェアから着想した吸音性の高いやや硬めのウレタンを内装材に使うことで、音漏れもほとんど気にならないとする。両サイドにはカップトレイも装備。

外形寸法は1,400×1,085×1,310mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約133kg。高さ調整リングが付属する。