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7.2chを内蔵した“椅子型スピーカー”、ゲーム&VR向けに68万円の安価版

オーディオハートは、20日に幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ 2018」に出展。複数のスピーカーを理想的な配置で内蔵した“チェアースタイルスピーカー”の新製品として、ゲームやVRに最適という、安価バージョンの「VRS-2」を開発中と発表した。価格は68万円。

チェアースタイルスピーカーの第1弾として販売されている「VRS-1」

チェアースタイルスピーカーの第1弾「VRS-1」は、2018年5月から98万円(運送・設置別)で受注を開始している。卵のような形状の椅子の内側に、Dolby Atmosサラウンドが楽しめる11.2chスピーカーを配置。AVアンプでドライブし、パーソナルな空間でサラウンド再生が楽しめる。筐体は硬いシェルで作られており、内部の音が外に漏れにくいという特徴もある。

「VRS-1」の内部。オレンジ色に見えるのがユニット部分
入り口付近の両脇にあるスピーカー。上がフロント、下がセンター
11.2chの「VRS-1」から、7.2chにスピーカーを減らしたのが「VRS-2」となる

「VRS-1」は11.2chスピーカー内蔵だが、これを7.2chに減らし、主にゲームとVR向けにしたものが「VRS-2」となる。ヘッドレスト、高さ調整リング、飲み物などを入れるカップトレイも省かれているが、これらはオプションで別途追加する事も可能という。

フロントL/R、センターは8cmユニットを使った2ウェイ。サラウンドは5cmユニットを使い、サイドL/R、リアL/Rの計4基搭載する。サブウーファは16cmユニット。外形寸法は995×1,080×1,340mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は90kg。