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Dolby Atmosの11.2chを理想配置した“チェアースピーカー”。98万円

 オーディオハートは、Dolby Atmosの11.2chスピーカーを理想的な配置で内蔵した“チェアースタイルスピーカー”「VRS-1」を開発。受注生産となっており、受注開始は5月を予定。価格は98万円(運送・設置別)。試聴や購入希望者は同社まで連絡をする。先着100人は10年間保証付き(外観は除く)、先着20人は搬送・設置無料になる。

“チェアースタイルスピーカー”「VRS-1」

 椅子として座り、Atmosのサラウンドが楽しめるスピーカー。アンプは搭載していないため、11.2chなどのAVアンプと組み合わせて使用する。

 筐体は硬いシェルで作られており、内部の音が外に漏れにくいため、「今まで以上の音質と音量でAVの世界を楽しめる。GAMEやVRでも、没入感が増して最高」という。

内部のユニット配置

 スピーカーは、フロントのL/Rとセンターが8cm径の2ウェイで、センターは左右に配置する仮想センター方式となる。サラウンドは5cmユニットでで、サイドL/R、リアL/R、天井×4の、合計8基を搭載。これらのスピーカーの最大出力は各100W。

 広いダイナミックレンジのアルミコーンウーファと、ボイスコイル直結振動板によりハイレゾ帯域もカバーするというツイータを搭載。新開発のネットワークも採用し、再生帯域は16Hz~55KHz(-10dB)を実現した。

 サブウーファはL/R搭載で、ユニットは16cm径。出力は150W。超低共振周波数設計を採用している。

 外形寸法は995×1,080×1,340mm(幅×奥行き×高さ)で、最小幅は70cm。重量は93kg(内訳:上部 23kg/下部 44kg/脚部 26kg)。