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6月のBlu-ray売上は前年比220%。劇場版「鬼滅の刃」が貢献

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

日本映像ソフト協会(JVA)は8月3日、2021年6月度のビデオソフト売上統計を発表した。6月度のビデオソフト売上金額は前年同月比176.1%の155億7,100万円で、特に6月16日に発売された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を含む「日本のアニメーション(一般向け)」が大きく貢献した。

Blu-rayビデオ全体の売上金額は、95億8,000万円で前年同月比220.5%と2倍以上の売り上げを記録。DVDも59億9,100万円で同133.2%で、Blu-ray、DVDともに前年同月を上回っている。合計の売上本数は393万4,000枚。

Blu-rayとDVDを合わせた「販売用」全体の売上金額は144億5,800万円で前年同月比206.8%となり、前年同月の2倍以上に。一方、「レンタル店用」全体の売り上げは9億7,700万円で10億円を割り込んでいる。前年度月比は55.4%。

なお、「販売用」の売り上げに大きく貢献した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のレンタルリリースは8月予定のため、6月度のレンタル売上には含まれていない。

またJVAは2021年6月度から、会員社による映像配信事業に関する売上についても公表を開始。全体の売上金額は45億1,834万1,000円。内訳では海外のTVドラマが9億6,131万1,000円、洋画(TVドラマを除く)が9億4,497万7,000円で、このふたつが売上全体の42.2%を占めた。

日本アニメーション(一般向け)は9億3,937万5,000円で全体の20.8%、邦画(TVドラマを除く)は7億4,396万5,000円で全体の16.5%を占めている。