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Vivid Audio、小型ボディの2ウェイスピーカ「KAYA S12」
2021年8月25日 08:30
ステラは、VIVID Audioの小型2ウェイスピーカー「KAYA S12」を9月1日に発売する。ピアノブラック、パールホワイト、オイスターマットグレーのスタンダードカラーと、アルピナブルー、ジャガーグレーのアップグレードカラー、特注のオーダーカラーが用意され、価格は、いずれもペアでスタンダードカラーが59万4,000円、アップグレードカラー/オーダーカラーが70万4,000円。
専用スタンドも発売。価格はペアで17万6,000円。
2019年の東京インターナショナルオーディオショウで世界に先駆けてプロトタイプが発表され、そこから2年弱ををかけて完成度をさらに高めたというモデル。内部容積12リットルという小型ボディながら、はるかに大きな兄弟機であるGIYA G1のために開発されたアブソーバーチューブの技術を踏襲。小型エンクロージャーにフィットさせるため、「オムニアブソーバー」と呼ぶ新たな消音器構造を開発・搭載した。エンクロージャーはリムキャストポリウレタン製。
このオムニアブソーバーにより、エンクロージャー内部のあらゆる方向からの共鳴・共振を効率的に消散させることが可能に。その結果「クリーンで正確なベースサウンドと無着色で透明なミッドサウンドを実現」したという。
ドライバーは、26mm口径のドームツィーター「D26S」と130mmコーンウーファー「C100SL」を搭載。C100Lは10cm口径のC100SEをウーファー用に長振幅化したもので、上位モデルに搭載されているC125Dと同じマグネットシステムを採用し、「小口径+長振幅+超高磁束」を誇る新ドライバー。
ツィーターにはウーファー形状と同様の浅いウェーブガイドを設けることでクロスオーバー帯域での指向性を完全に揃えている。
周波数特性は45Hz~25kHz(-6dB)。インピーダンスは8Ω/ノーマル、5.3Ω/ミニマム。能率は87dB/2.83VRMS/1m。全高調波歪み率は全帯域で<0.5%。クロスオーバー周波数は3kHz、最大許容入力は125W。
外形寸法237×254×400mm(幅×奥行き×高さ)、重さ8kgと小型なため、セッティングに大きな自由度を持つこともメリットのひとつだといい、棚の上への設置や、専用スタンドと組み合わせてのフロア設置が可能。別売りで壁掛け用のウォールブラケットも準備しているとのこと。