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Facebookとレイバンがコラボしたスマートグラス「Ray-Ban Stories」
2021年9月10日 11:39
Facebookは米国時間の9日、レイバンとコラボしたスマートグラス「Ray-Ban Stories」を発表した。写真や動画の撮影、音楽の再生、通話なども可能で、20種類のバリエーションで展開。価格は299ドルからで、オンラインのほか、米国、オーストラリア、カナダ、アイルランド、イタリア、英国の一部の小売店で販売される。
Ray-Ban Storiesは、FacebookとEssilorLuxotticaとのパートナーシップによって開発されたスマートグラス。500万画素のデュアルカメラを搭載し、「自分が見たままの世界を簡単に記録できる」という。写真や最大30秒の動画をキャプチャボタンを使って撮影したり、Facebookアシスタントの音声コマンドを使ってハンズフリーでの撮影も可能。なお、ハードワイヤードのキャプチャーLEDが点灯することで、写真や動画の撮影中であることを周囲の人に知らせる。
流線型のオープンイヤースピーカーも内蔵し、3つのマイクロフォンオーディオアレイを使い、通話や動画でも豊かな音声を伝達可能。ビームフォーミング技術とバックグラウンドノイズ抑制アルゴリズムも用いて、「専用ヘッドフォンのような優れた通話体験を提供する」という。
新しいFacebook Viewアプリとも連携でき、ユーザーのストーリーや思い出を友人やソーシャルメディアのフォロワーと共有可能。アプリはiOS、Androidに対応し、Ray-Ban Storiesで撮影したコンテンツをスマホ上のFacebookやInstagram、WhatsApp、Messenger、Twitter、TikTok、Snapchatなどのアプリに簡単に取り込み、編集・共有できる。コンテンツをスマホのカメラロールに保存し、そこから編集して共有することも可能。
Facebook Viewアプリに搭載された独自の投稿キャプチャ機能を使い、ユニークなコンテンツを作成する事もできる。
プライバシーにも配慮して設計。ユーザーだけでなく、「周囲の人々にもコントロールと安心感を提供するための多くの機能が組み込まれている」という。
バリエーションは、Wayfarer、Wayfarer Large、Round、Meteorの20種類のモデルバリエーションと5色のカラーバリエーションを用意。レンズはクリア、サン、トランジション、度付きなどに変更可能。