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パラダイム、ペア11万円からのフロア型「MONITOR SE」シリーズ
2021年9月13日 08:30
PDNは、パラダイムブランドのスピーカー「MONITOR SE シリーズ」4機種を10月より発売する。ラインナップと価格はフロア型の「8000F」が24万2,000円(ペア)、「6000F」が14万3,000円(ペア)、「3000F」が11万円(ペア)、センターの「2000C」が3万3,000円(1本)。カラーはマットブラックとグロスホワイトの各2色。2000C用のスタンド「J-18C V2」も用意し、価格は4万4,000円。
- MONITOR SE 8000F 5ドライバー/3ウェイ/フロア 24万2,000円/ペア
- MONITOR SE 6000F 5ドライバー/3ウェイ/フロア 14万3,000円/ペア
- MONITOR SE 3000F 4ドライバー/3ウェイ/フロア 11万円/ペア
- MONITOR SE 2000C 3ドライバー/2ウェイ/センター 3万3,000円/1本
- J-18C V2 MONITOR SE 2000C用スタンド 4万4,000円/1本
MONITOR SEシリーズは、2月に発売したブックシェルフ型「ATOM」を含めたパラダイムブランドのエントリーシリーズ。求めやすい価格ながら、派手な音創りの演出は行なわず、上位モデルに通じる音調で、⾧時間のリスニングでも聴き疲れしないサウンドを提供。上位機で培った最先端技術やノウハウを搭載し、「このクラスでは得難いサウンドステージと繊細な高域、明瞭なミッドレンジ、充実した深い低音が得られる」としている。
フラッグシップモデル「PERSONA」のウーファー用に開発されたX-PALをツイーターに採用。上位機と同じ特許技術PPA(Perforated Phase-Aligning)音響レンズが、繊細なツイータードームの損傷を防ぎながら、位相のずれた周波数をブロック。サウンドを色付けすることなく出力を増加、スムーズにして、パフォーマンスを向上させるという。いずれのモデルも25mm径を装備している。
ミッドレンジ、ウーファーには軽量・高剛性の高性能ミネラル充填ポリプロピレンコーンを採用しており、リバースロールエッジは、すっきりとしたシンプルな外観になっている。8000Fはミッドレンジに165mm径×1基、ウーファーに203mm径×3基を装備。6000Fと3000Fは140mm径を搭載し、ミッドレンジはともに1基、ウーファーは6000Fが3基、3000Fが2基備えている。2000Cはミッドバスに140mm径を1基装備している。
音響特性、外形寸法/重量などは以下の通り。
- MONITOR SE 8000F
クロスオーバー周波数:2.5Hz/550Hz
周波数特性:45Hz~21kHz
感度:95dB
推奨アンプ出力:15~150W
最大入力:150W
インピーダンス:8Ω
外形寸法(幅×奥行き×高さ):29.8×42.4×116.5cm
重量:31.2kg - MONITOR SE 6000F
クロスオーバー周波数:3kHz/800Hz
周波数特性:53Hz~21kHz
感度:93dB
推奨アンプ出力:15~130W
最大入力:100W
インピーダンス:8Ω
外形寸法(幅×奥行き×高さ):23×36×105cm
重量:19.9kg - MONITOR SE 3000F
クロスオーバー周波数:3kHz/800Hz
周波数特性:55Hz~21kHz
感度:91dB
推奨アンプ出力:15~130W
最大入力:100W
インピーダンス:8Ω
外形寸法(幅×奥行き×高さ):23×28×100.4cm
重量:15.8kg - MONITOR SE 2000C
クロスオーバー周波数:2kHz
周波数特性:65Hz~21kHz
感度:93dB
推奨アンプ出力:15~100W
最大入力:50W
インピーダンス:8Ω
外形寸法(幅×奥行き×高さ):50×28×18.3cm
重量:8.6kg