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パラダイム、新技術満載「Founder」6機種。ブックシェルフ約38万円

Founderシリーズ。左から90C、70LCR、80F、120H、100F、70LCR(前)、40B(後)

PDNは、パラダイムの新スピーカー「Founder(ファウンダー=創業者)」シリーズ6モデルを6月より順次発売する。各モデルの価格や仕様は下記の通り。ブックシェルフの「Founder 40B」はペア385,000円、フロア型の上位機「Founder 120H」はペア121万円。

  • Founder 120H 5ドライバ/3ウェイ/フロア型 121万円(ペア)
  • Founder 100F 5ドライバ/3ウェイ/フロア型 77万円(ペア)
  • Founder 80F 4ドライバ/2.5ウェイ/フロア型 55万円(ペア)
  • Founder 40B 2ドライバ/2ウェイ/ブックシェルフ 38万5,000円(ペア)
  • Founder 90C 4ドライバ/2パッシブラジエータ/3ウェイ/センター 38万5,000円(1本)
  • Founder 70LCR 4ドライバ/3ウェイ/縦置・横置両用 25万3,000円(1本)
  • SAS-Para-FS40B Founder40B用スタンド 7万7,000円(ペア)
  • J-29 V2 Founder 40B用スタンド 4万4,000円(ペア)
  • J-18C V2 Founder 90C用スタンド 4万4,000円(1本)
Founder 120H

Founderは、パラダイムの創業者であるスコット・バグビー氏が2年前に同社を再買収して以来、初めて導入された完全に新しいスピーカーライン。パラダイムの革新と進化を受け継ぎながら、ドライバーの設計やキャビネットの構造、それらを支えるハードウェアにまで、多くの新技術を導入したという。

いずれのモデルも、ツイーターには扁球ウェーブガイド(OSW)と、PPAレンズを備えた25mm径のAL-MACセラミックドームユニットを採用。アルミニウム、マグネシウム、セラミック素材の特殊な組み合わせにより、軽量化と強度を実現。OSWはOblate Spherical Waveguideの略で、音の焦点をリスニングエリアに合わせることができ、「窓や堅木床などの反射面がある、広くて開放的な部屋に最適」だという。

120H/100Fに搭載しているミッドレンジは、リスナーの感度を考慮して開発。耳が最も敏感な場所にパフォーマンスを集中させるため、コーンは152mmのアルミニウムマグネシウム合金で、51mmの多層ボイスコイルと、PPAレンズで駆動。「比類のないリアルさと正確さを実現した」とする。

90C、70LCRには、同軸152mm径のAL-MAGコーンを採用。他シリーズのOSWデザインの音響特性と一致するようにプロファイリングされた、AL-MAG中域コーンに、AL-MACツイーターを中央にマウントした同軸ドライバーとなっている。

Founder 40B

40B/80Fは、中低域ドライバーとして、152mmの超ロングストローク・アルミニウム・マグネシウム(AL-MAGTM)コーンを採用。PPAレンズ、垂直マウントシステムを備えた第3世代アクティブ・リッジ・テクノロジー(ART)エッジ、アドバンスト・ショックマウント(SHOCK-MOUNT)アイソレーション、通気性のあるApicalフォーマーを備えた38mm高音多層ボイスコイルも組み合わせている。

ウーファーは120H/100F/80F/90C/70LCRに搭載。サイズはモデルによって異なるが、いずれのウーファーにも超ロングストローク・ユニボディCARBON-Xコーン、オーバーモールドされた第3世代アクティブ・リッジ・テクノロジー(ART)エッジ、垂直マウントシステム、Advanced SHOCK-MOUNTアイソレーション、Apicalフォーマーを備えた1.5インチの高耐熱多層ボイスコイルを採用。ディテールとパワーを両立している。

ウーファーのサイズは、120Hが215mm、100Fが177mm、80Fが152mm、90Cが177mm、70LCRが127mm。

筐体には、19mmのMDFと、25mm厚の上下インセットで構成されたファセット・エンクロージャーを採用。筋交いはキャビネットの壁に直接融着され、その後、キャビネットはフレームの周りに一枚のピースとして折り畳まれる。角張った縦方向の中央ブレースが構造的なコアとなり、キャビネットの壁を不均一な面に分割。これらの面が、水平カスケードブレースによって補強され、余分なエネルギーが外に出るのを防いでいる。

Advanced Shock-Mountアイソレーション・システムは、ユニットと筐体、スピーカーの脚部に用いられている技術で、共振を抑制するために、エラストマー・サスペンションを備えた特殊なハードウェアで構成されている。

Advanced Shock-Mountアイソレーション・システム

最上位のFounder 120Hには、アンセム・ルーム・コレクション(ARC)という機能に対応。シンプルな測定で、スピーカーが持つポテンシャルを、どんな部屋でも最大限に引き出せるというもので、スピーカーの音を測定し、部屋の音響から受ける有害な影響を排除するという。測定に必要なアクセサリ一式が同梱される。

いずれのモデルもインピーダンスは8Ω。外形寸法と重量は以下の通り。

  • Founder 120H 35.4×44.1×115.3cm(幅×奥行き×高さ)、41.7kg
  • Founder 100F 32.8×40.9×106.5cm(幅×奥行き×高さ)、32.7kg
  • Founder 80F 29.8×35.6×97.1cm(幅×奥行き×高さ)、23.6kg
  • Founder 90C 90.8×32.7×22.6cm(幅×奥行き×高さ)、21.8kg
  • Founder 70LCR 48×31.2×20.4cm(幅×奥行き×高さ)、13.6kg
  • Founder 40B 19.7×32×36.8cm(幅×奥行き×高さ)、11.3kg