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ボーズNC完全ワイヤレスに、NC強度を自動調整する新機能

「QuietComfort Earbuds」

ボーズは9月24日、発売中の完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン「QuietComfort Earbuds」にソフトウェアアップデート2.0.7の配信を開始した。新たに自動でノイズキャンセリングレベルを調整する「Awareモード」が使用可能となる。

アップデートはiOSとAndroidに対応し、Bose Musicアプリから無料で適用できる。

アップデートはBose Musicアプリから適用できる

今回のソフトウェアアップデートでは、これまでの0から10までの11段階のノイズキャンセリングレベルのうち、最大の10と最小の0がデフォルト設定となり、名称もレベル10がもっとも消音効果の高い「Quietモード」、レベル0が耳に何も装着していないかのように、自分の声や周囲の音、人の声が聴こえる「Awareモード」に変更された。

Awareモードでは、新たにデジタル信号処理とイヤホンに搭載されたマイクを利用するActiveSenseテクノロジーを活用。周囲の環境音を取り込んで再生しながら、街中で不意に聴こえてくるバスや電車の騒音などが生じたときにのみ、ノイズキャンセリングレベルを上げて不快さを軽減することが可能になった。

手動で音量やノイズキャンセリングレベルを都度調整せずに音楽やポッドキャストを聴くことができ、騒音がなくなれば、ふたたび周囲の音が聴こえるようになるため、使用場所を問わず効果を発揮する。

アプリでは、好みに合わせて選択したノイズキャンセリングレベルを「Commute」、「Focus」、「Home」、「Music」、「Outdoor」、「Relax」、「Run」、「Walk」、「Work」、「Workout」など、特定のアクティビティやシーンに適したモードとして保存可能。これらのうち、ふたつのモードはショートカットとして追加できる。

これらのモードにはすべて左側のイヤフォンをダブルタップするだけでアクセスでき、どのモードになっているかを音声ガイドで確認できる。

新たにSpotify Tapも搭載。左のイヤフォンを長押しするだけで、前回聴いていたコンテンツや、パーソナライズされたプレイリストへ瞬時にアクセスできる。また低音、中音、高音の音質を調節できるEQもアプリに追加された。

さらにソフトウェアアップデート2.0.7を適用したQuietComfort Earbudsは、過去にペアリングしたデバイスを最大7台まで記憶可能に。ペアリングするデバイスを切り替えるたびに手動でデバイス切断する必要がなく、シームレスに切り替えて使用できる。

「QuietComfort Earbuds」限定カラーも含めて4色展開

QuietComfort Earbudsは通常カラーのトリプルブラック、ソープストーンに、限定カラーのストーンブルー、サンドストーンを加えた4色展開で、価格はトリプルブラックとソープストーンが29,700円、ストーンブルー、サンドストーンが33,000円。