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USJとポケモンが提携。'22年にプロジェクト第1弾が登場へ

ユー・エス・ジェイのJ.L. ボニエ社長CEO(左)とポケモンの石原恒和代表取締役社長(右)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイとポケモンは10月6日、新たなパーク内エンターテイメントの開発・提供に関する中長期戦略的アライアンスを結成し、複数の開発プロジェクトが進行していることを発表した。コラボレーション・プロジェクト第1弾は2022年中にも“パークの仲間”として登場する見込み。

コラボプロジェクト第1弾以降も「皆様の期待を超える新しい体験」としている。

パートナー契約について、ユー・エス・ジェイのJ.L. ボニエ社長CEOは「世界中で愛されるポケモンとユニバーサル・スタジオ・ジャパンのエンターテイメント技術が融合されることで、未だ誰も見たことの無い世界を圧倒的なスケールとクオリティで創造してまいります。そして人々の心と心が繋がり、心の奥底にねむっている本能が解き放たれる唯一の場所として、観光市場を盛り上げ、世界中の人から選ばれる場所でありたいと願っています」とのコメントを発表。

またポケモンの石原恒和代表取締役社長は、「これからもポケモンは、新しいチャレンジをしていきます」とした上で、「今回のアライアンスにより、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの持つクリエイティブ構想力、世界トップクラスの技術力とコラボレーションすることで、テーマパークでの新しいポケモンのエンターテイメントをプロデュースしていければと思います。世界中の皆さまに体験していただける日が来ることを楽しみにしています。」と述べている。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2001年の開業以来、さまざまなアトラクションを展開。近年では「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が絶大な人気を博しているほか、「ジュラシック・パーク」エリア一帯を滑走するフライングコースター「ザ・フライング・ダイナソー」、大人気エリア「ミニオン・パーク」ではミニオンたちが繰り広げる想像を超える“ハチャメチャ”が楽しめる「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」などが人気。

2021年3月18日には、任天堂が世界に誇るキャラクターたちやその世界をテーマにした新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」もオープンし、実際に自分の全身を使った、これまでにない“アソビ体験”を提供している。この「スーパー・ニンテンドー・ワールド」については第二期エリアの拡張が決まっており、'24年開業を目指して「ドンキーコング」をテーマにした新エリアが誕生する。

「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の拡張も決まっている
(C)Nintendo