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TBSの新作をNetflixで配信。10月ドラマ「日本沈没」や「未来日記」など

TBSテレビとNetflixが共同で3本の新作を配信決定。10月10日放送開始のドラマ「日本沈没―希望のひと―」をNetflixでも配信するほか、TBSバラエティやIPなどを利用したNetflixオリジナル番組を配信する。

TBSが持つドラマやバラエティ番組をはじめとした、多様なIPコンテンツや番組制作力を、Netflixと組んで活用することで、新たな市場を開拓。放送の枠を超えて、魅力あるエンターテインメントコンテンツを広く世界に届けていくことを目指すという。

その第1弾として、10月10日よる9時から放送がスタートする小栗旬主演の日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」を、Netflixにて放送同日の24時(地上波放送開始の3時間後)から毎週、世界配信する。

「日本沈没」は、小松左京による原作が刊行された翌年にもTBSではテレビドラマ化しているが、今回、TBSが原作に大きくアレンジを加え、環境問題を今に照らし合わせて鮮明に打ち出した作品として展開するという。今だからこそ描くべき物語として、主人公を含むオリジナルキャラクターの登場人物を配し、2023年の東京を舞台に映像化。小栗旬、松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之ら俳優陣を迎え、日本に途方もない危機が迫り来る中で“希望”を見出す者たちの人間ドラマを描く。

「日本沈没―希望のひと―」

第2弾は、約20年前にTBSのバラエティ番組から生まれ社会現象にもなった恋愛リアリティ企画「未来日記」。Netflixオリジナル番組として現代版にアップデートしてリブートする。12月から全世界独占配信する。

「未来日記」

第3弾は、脚本家の宮藤官九郎と大石静が共同執筆し、磯山晶(TBSスパークル)がプロデュースするNetflixシリーズ「離婚しようよ」。2023年に全世界同時独占配信を予定している。気持ちは冷めきっているが、それぞれの事情ですぐには離婚出来ない夫婦が、一致団結して「離婚」という揺るぎない目標に向かっていくホームコメディとなっている。

宮藤官九郎 コメント

今のところすごく上手くいっている、と思っているのは僕だけでしょうか。大先輩の大石さんとの共同執筆はめちゃめちゃ楽しくて学ぶことばかり。どうやって書いてるのか。藤子不二雄スタイルなのか、ゆでたまごスタイルなのか。もったいないから教えません。このセリフは大石さんぽい、と思いきや宮藤、ここ宮藤だろうな、と思いきや大石さん、という風になってると思います。噛み合ってないところも多分なくはないけど、夫婦ってそういうもんだし、磯山さんがそこまで見越していたのなら、さすがです。

離婚に向かう夫婦の物語を男女の脚本家で書き分けるという斬新な企画、しかも初めての配信ドラマ、最後まで楽しく完走したいです。

大石静 コメント

どういう発想で宮藤さんと私を組ませようと考えたのか、磯山Pの狙いは未だよくわかりませんが、当代一の脚本家だと思って、遠くから見ていた宮藤さんの傍らに、私がいるというドキドキ感はステキです。

でも、やってることはいつもと同じですね。1組の夫婦の思うようにはいかない人生のやりきれなさは、宮藤さんのそれでもあり、私のそれでもあり、視聴者のみなさんの哀しみでもあると思うので、そのあたりを、それぞれの個性をチラリと出しつつ、面白おかしく描けたらな……と思っています。

世界中の人に楽しんでもらえることを信じて!