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モジュール交換式AK「SE180」にES9038Q2Mクアッド「SEM3」

限定生産モジュール「SEM3」

アユートは、Astell&KernのDACモジュール交換式オーディオプレーヤー「A&futura SE180」専用DACモジュール第3弾として、ES9038Q2MクアッドDAC構成を採用した限定生産モジュール「SEM3」を発表した。価格は54,980円。製品の詳細や、日本国内での発売日などは、決定次第改めて案内される。

DACモジュールを交換できる「A&futura SE180」

「A&futura SE180」は、Astell&Kern史上初のDACモジュールを交換できるポータブルオーディオプレーヤー。モジュールを交換する事で、モジュール毎に異なるDACとアンプの構成、チューニング、出力端子を使うことができる。日本では5月21日に発売されており、直販価格は209,980円。

今回発表された「SEM3」では、各チャンネルに各2基のES9038Q2Mを配置して専用のデコードを行なうことで「より緻密でバランスのとれた深みと空間のリアリティに富んだサウンドを実現」した。最大768kHz/32bitまでのPCMと、DSD 512のネイティブ再生をサポートする。

OP-AMPパーツ選択、回路設計、ボードレイアウト、チューニングに至るまで、すべて新規設計されており、より優れたサウンドを生み出すという次世代の先進的アンプテクノロジーも採用した。また、本体とDACモジュールを物理的に分離することで、本体から発生する可能性のあるRFノイズ等を遮断する。

バランス接続とアンバランス接続はチャンネルごとに分離され、相互干渉しない独立した回路設計により、「可能な限り最高のサウンドを提供」するとのこと。3.5mm 3極、2.5mm 4極バランス、4.4mm 5極バランスに対応する。