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EARMEN、Bluetooth受信もできる単体DAC「Tradutto」

Tradutto

ユキムは、EARMENブランドの新製品としてBluetooth受信にも対応した単体DAC「Tradutto」を10月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は99,000円前後。

PCMは768kHz/32bit、DSD 512までサポートするESS製DAC「ES9038Q2M」を搭載。MQA再生(FSR MQB/MQA Core、MQA/MQA Studio)にも対応する。

入力として、USB-B、同軸デジタル、光デジタルに加え、Bluetooth経由での入力も可能。コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX LL、LDACに対応。Qualcommのフラッグシップチップ「QCC5124」を採用している。

XMOS 16Core chip(XU216)は、最新のSuper Speed USB規格をクリアした2000MIPSのクロック・スピードと512KBのメモリーの能力で、「ハイレゾ・ファイルからCDをはじめとするSPDIF信号に優れた性能で対応する」という。

アナログ段はバランス回路で構成されており、出力はRCA×1系統に加え、4.4mmバランス出力も1系統備えている。

筐体は、高い絶縁性を持つ堅牢なフルブロック・アルミニウムの削り出し。PCBはスイスで製作される表面実装の4層金メッキ基板。厳選したパーツ類を採用しており、ドイツ製WIMAフィルム・コンデンサや、MELF型低ノイズ抵抗、オペアンプにはTIのSoundPlus OPA1642を採用している。

外形寸法は150×150×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は550g。