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Nintendo Switchでも使えるポータブルDAC。約8,500円
2021年10月22日 19:00
IC-CONNECTは、ikkoAudio(アイコーオーディオ)のポータブルDAC「zerda ITM01」を、10月29日に発売する。Nintendo SwitchやPlayStationシリーズなどで、よりゲームの世界に没頭できる「GAMEモード」を搭載している。USB Type-CモデルとLightningモデルの2つが用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は8,500円前後。
スマートフォンやタブレット、PC、ゲーム機など、さまざまなデバイスを高音質プレーヤーに変貌させるというポータブルDAC。「MUSIC」「MOVIE」「GAME」と3つのモードを搭載し、本体中央のボタンを長押しすることで簡単にモードを切り替えられる。
MUSICモードは「純粋で透明なサウンドを目指したモード」で本体側面のライトがレモンイエローに点灯する。MOVIEモードは、映画などの効果音に合わせたカスタマイズが施され、より刺激的に映画を鑑賞できるという。GAMEモードはSwitchやPlayStation、STEAMなど、さまざまな環境で利用できる。
ただし、各コンソールで動作確認はされているものの、すべてのバージョンおよび機能での動作は保証されていない。また各社のライセンス商品ではない。GAMEモードを選択すると、GAME用に切り替わるため、一度本体が再起動する。
ikkoオリジナルのカスタムチップとして、低ノイズでハイパワーかつ高音質というESS Technology製「ES9298PRO」を搭載。最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD 128までのネイティブ再生(DoP)をサポートする。出力端子は3.5mmステレオミニ。
ヘッドフォン出力の推奨インピーダンスは16~600Ω。SN比は118db@32Ω(A-Weighting)、出力レベルは2V@32Ω(125mw@32Ω)。
ケーブル接続ポートには磁石が使われ、吸い付くようにケーブルが接続される。このマグネット接続機構はケーブルへのノイズ干渉を抑制し、オーディオデータの伝送品質を上げ音質を向上させる。またケーブルが取り外せるため、不慮の断線時にも簡単にケーブルを交換できる。
ケーブルも、デスクトップPCなどではロングケーブルを、スマホなどモバイルデバイスではショートケーブルを利用するといった使い分けもできる。