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FODテレビアプリが累計500万ダウンロードを記録

フジテレビは、運営する動画配信サービス「FOD」のテレビアプリが累計500万ダウンロードを記録したと発表した。今年注力したスポーツなどのライブ配信や、Fire TVの利用者増が影響したという。

FODは、SVOD(定額制動画配信「FODプレミアム」)、ADVOD(広告付き動画配信「FOD見逃し無料」)、TVOD(都度課金型動画配信)というVODを融合した動画配信サービス。月額は976円。

2018年3月より、Android TV、Amazon Fire TV シリーズ、Apple TVで「FODプレミアム」のコンテンツが視聴できるテレビアプリ「FOD」を順次展開。'19年4月にはフジテレビの最新ドラマ・バラエティなどを放送後から期間限定で無料視聴できる「FOD見逃し無料」を開始し、'21年10月には、大幅なUI改修を行なうなど、テレビでの動画視聴環境を整えてきたという。

'20年からの地上波放送の見逃し配信作品の拡大や、FODドラマやバラエティなどオリジナル番組の充実、新型コロナウイルスの影響による在宅需要の向上などにより、ダウンロード数を伸ばし、同年11月22日(日)に累計300万ダウンロードを記録。

また'21年は、スポーツをはじめとするライブ配信にも注力し、高画質なコンテンツをライブでもストレス無く視聴できる配信システムを充実。11月下旬に開催されたAmazonブラックフライデーにより、Fire TVがセールされたことで、テレビアプリ「FOD」のダウンロード数を急激に伸ばし12月13日に累計500万ダウンロードを突破したという。なお、スマートフォン向けアプリ「FOD」は今年5月に累計1,800万ダウンロードを突破している。

フジテレビ コンテンツ事業部部長の野村和生氏は、「配信コンテンツでもドラマやスポーツを大画面で見たいという需要から、テレビ端末での視聴が大幅に増加した。現在では約4割の視聴がテレビ端末となっており、今後ますます伸びていくと思う」とコメントしている。