パナソニック、ハリウッド画質でゲームにも強い有機ELテレビ「LZ2000」

パナソニックは、米国時間の1月4日にスタートした「Consumer Electronics Show 2022」(CES 2022)において、有機ELテレビの最新モデル「LZ2000」を海外発表した。サイズ展開は77型、65型、55型。

ハリウッドの知見を盛り込んだ最新世代の画質調整機能「Master OLED Pro」を搭載。ポストプロダクション・Company3の創設者兼CEOであるStefan Sonnenfeld氏のカラーチューニング技術も取り入れており、「映画や高品質なTVシリーズを視聴するのに最適」という。

さらに、AIを駆使して周囲の明るさや色温度から、自動的に最適な表示を行なう機能も搭載する。

ゲームプレイとの親和性も高めており、4K/120Hzのハイフレームレート(HFR)や可変リフレッシュレート(VRR)などの主要なHDMI 2.1機能をサポート。画面にフレームレート、HDRメタデータ、クロマサブサンプリングデータなどの細かい情報を表示する事もできる。

さらに、暗いシーンの黒に近い部分を細かく調整するDark Visibility Enhancer、HDRトーンマップ、入力ラグとVRRの設定表示・調整機能なども備えている。

サウンドも進化。Technicsのエンジニアが開発した「TunedbyTechnics」サウンドシステムを備えており、Dolby Atmosに対応する「360°Soundscape all-in-one TV audio package」を搭載。

複数のスピーカーユニットを組み合わせるアレイスピーカーも装備。正確かつクリアなサラウンド再生ができるほか、音を特定の1点に向けるピンポイントモード、特定エリアの人々にサウンドをシフトするエリアモード、特定のスポットで音量を上げるスポットモードなども利用可能。