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ヤマハ、USB再生できるCDプレーヤー「CD-S303」にブラックモデル

CDプレーヤー「CD-S303」ブラックモデル

ヤマハは、CDプレーヤーのエントリーモデル「CD-S303」に、ブラックモデルを追加。1月28日から発売する。価格は、既発売のシルバーモデルと同じ47,300円。USB端子も備えており、96kHz/24bitまでのWAV/FLACファイルも再生できる。

精悍なイメージのブラック色で、フロントパネルには質感の高いヘアライン仕上げのアルミパネルを使用。ヤマハのHi-Fiアンプと組み合わせ、「統一感のある高品位なオーディオシステムを構築することが可能」という。

組み合わせたイメージ

ディスクプレーヤーとして、音楽CDに加え、MP3、WMA、MPEG-4 AAC、WAV、FLACを記録したCD-R/RWも再生可能。本体の前面にUSB入力を備え、USBメモリーなどを接続し、そこに保存したWAV/FLACの96kHz/24bitまでのファイルを再生する事もできる。他にも、MP3/WMA/MPEG-4の再生も可能。

信号の相互干渉を排除するために、デジタル、アナログ回路への電源独立供給や、グラウンド配線、信号経路の最適化などハイエンドモデルの開発で培った経験やノウハウを投入。TIバーブラウンのDACや、ヒヤリングを重ねながら厳選したという高品位パーツも採用している。

コンストラクションは、ボトムシャーシに高精度・高剛性セルスペーサー(橋脚)を通してCDドライブメカを強固に固定。ドライブの不要振動を抑え込むマウント方式や、補強用の鉄板をトップカバーに追加するなどして、制振性能を高めている。

デジタル出力回路を停止させ、ディスプレイも消灯する事で、より高品位なアナログ音声出力を可能にするピュアダイレクトモードも備えている。

本体の電源をオンにした時や再生ソースを切り替えたときに自動的に再生を開始するオートプレイ機能や、操作されない状態が一定時間(20分)経過すると電源を自動的に待機状態にするオートスタンバイ機能も備えている。

高調波歪率(1kHz、0dB)は0.003%以下、ダイナミックレンジ(1kHz、0dB)は96dB以上。SN比(1kHz、0dB)は105dB以上。音声出力端子として、光デジタル、同軸デジタル、アナログRCAを各1系統備える。消費電力は11W(スタンバイ時:0.2W)。外形寸法は435×260×87mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.5kg。リモコンも付属する。