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Spotify、'22年注目の国内アーティスト10組を選出「RADAR:Early Noise」

Spotifyは、2022年に飛躍が期待される注目の国内アーティスト10組を「RADAR:Early Noise 2022」として選出。今後年間を通じてアーティストをサポートし、国内外の耳の早い音楽ファンに様々な形でいち早く紹介するとしている。

RADAR:Early Noiseでは、これまであいみょん、Official 髭男 dism、King Gnu、藤井 風、Vaundyほか様々なアーティストが多くのリスナーを獲得し、国民的なアーティストへとステップアップ。6年目となる今年は、ao、秋山璃月、ego apartment、CVLTE、菅原圭、tonun、Bialystocks、Bleecker Chrome、Penthouse、Wurtsの10組が選出された。

従来のプレイリストやイベントなどでのサポートに加え、新たな取り組みとして、海外に向けた発信の強化。グローバルプレイリストやマーケティングキャンペーンなどを通じて、選出アーティストを海外へも紹介するほか、海外アーティストとのコラボ機会も模索するとしている。

また、アーティストの魅力や世界観を紹介するパフォーマンス映像やドキュメンタリー映像を制作し、Spotifyのオウンドチャネルなどで発信するという。

Early Noise 2022 アーティスト

【ao】

ao

2006年生まれ、15歳、中学3年生のシンガーソングライター。2020年9月に「no THANKYOU」を自主配信、2021年9月に「Tag」でメジャーデビュー、同年11月には「you too」と、自身の作詞作曲による3曲をリリースしている。

15歳のリアルな日常を独特の感性で切り取った歌詞、重厚感あるダークなビートサウンドから、高揚感溢れるキャッチーなメロディまで、唯一無二の声で表現する。

【秋山璃月】

秋山璃月

2017年、初めて出演した10代限定の音楽フェス「未確認フェスティバル」で初披露した楽曲「偏見」が全ての審査員と多くのリスナーに強烈な衝撃を刻み、3,000組みを超える挑戦者の中から、当時17歳でグランプリを獲得。その後、初のミニアルバム「DAWN TO YOUTH」をリリース。受験、休学を経て、本格始動する。

弾き語りから打ち込み、バンドサウンドまで、多様な表情を見せる楽曲をセルフプロデュースしているほか、アートや映像作品も手掛けている。

【ego apartment】

ego apartment

リーダーでサイパン島出身のベース Dyna、大阪市出身のギターボーカル Peggy Doll、シドニー出身で同じくギターボーカル Zenの3人組ユニット。日本語と英語を混ぜ合わせた歌詞、変幻自在な2ボーカルが特徴。メンバー全員が作曲編曲を手掛けられるセルフプロデュース能力も大きな魅力だという。Spotifyでは、すでに海外リスナーが日本のリスナーの倍以上に到達している。

【CVLTE(カルト)】

CVLTE

北海道札幌を中心に活動するオルタナティブバンド。オルタナティブロックを基軸にしながら、エレクトロ、ヒップホップなども積極的に取り入れたジャンルレスなスタイルで独自の世界観を生み出しているのが特徴。

【菅原圭】

菅原圭

中性的かつ感傷的な歌声と切なさを纏ったハイトーンが特徴で、作詞・作曲も自身で行なうアーティスト。ほろ苦い繊細な言葉で紡がれる歌詞や、心の奥底の琴線に触れるメロディーラインによって、ネット上で注目を集めている。2020年10月に初の配信シングル「フライミ feat.PSYQUI」をリリースして以降、YouTubeやストリーミングサービスを中心にオリジナル曲を発表・リリースしている。

【tonun】

tonun

作詞・作曲・トラックメイクを自身で手掛けるシンガーソングライター。2020年10月に動画投稿サイトへ「最後の恋のmagic」を投稿し、活動をスタート。2021年1月には初の配信作品である1st EP「tonun EP」をリリース。その後は毎月シングルをリリースしながら、同年7月に2nd EP、同年12月に3rd EPと、驚異的なスピードで作品を発表している。

【Bialystocks】

Bialystocks

ボーカルの甫木元空が監督を務める映画「はるねこ」生演奏上映をきっかけに結成。ソウルフルで伸びやかな歌声で歌われるフォーキーで温かみのあるメロディーと、ジャズをベースに持ちながら自由にジャンルを横断する楽器陣の組み合わせが、普遍的であると同時に先鋭的と評されているという。

【Bleecker Chrome】

Bleecker Chrome

XinとKENYAで構成された2人組ヒップホップユニット。3年半のニューヨーク武者修行を経てアーティトとしての感性・実力を養い、2019年に1st EP「Born Again」をリリース。ラップスキルや歌唱力だけでなく、自らソングライティングやビートメイキングをこなすセルフプロデュース能力の高さも評価されている。

【Penthouse】

Penthouse

浪岡真太郎(Vo, Gt)、大島真帆(Vo)、Cateen(Pf)、矢野慎太郎(Gt)、大原拓真(Ba)、平井辰典(Dr)による6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOBである現メンバーが集まり、2019年6月より活動開始。

オリジナル楽曲に加え、アレンジを施したカバー動画をYouTubeにて公開している。Spotifyでは、2021年5月に配信リリースされたオリジナル楽曲「…恋に落ちたら」がバイラルチャート6位を獲得している。

【Wurts】

Wurts

作詞・作曲・アレンジ、アートワーク、映像に至るまでを全てセルフプロデュースする、21世紀生まれのソロアーティスト。ロック、ヒップホップ、エレクトロ等、様々なジャンルの垣根を越えて、ポップで爽快な世界観を作り出している。

ネットやストリーミング、SNSでは昨年から大きな注目を集めているが、才能への評価や期待感、よりメインストリームな領域での伸びしろはこれからという意味合いで、このタイミングでのEarly Noise選出になったという。