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Quest新ファームで喧騒を離れた新Home。iOS向けリンク共有機能も
2022年4月12日 12:00
Metaは、VRヘッドセット「Meta Quest」向けの最新ソフトウェア「v39」の概要を発表した。今回のソフトウェア・アップデートでは、安らぎと静寂を与えてくれるという新しいHome環境や、マルチタスクをより設定しやすくなる新機能が追加されるほか、iOS向けにヘッドセットのリンク共有機能が追加される。v39はまもなく配信予定。
Meta Questでは、生産性を重視したHome環境の第一弾として「Studio」がv34で追加されており、今回は第二弾として都会から離れ、雪をかぶった山頂とレッドウッドの静かな大聖堂をイメージした新しい「Mountain Study」環境が提供される。Messengerでの通話や、ニュースのチェックはもちろん、小説を書くにも、集中するにも最高の場所という。
この新しいHome環境には、Questの設定メニューにあるv39の新しい「バーチャルワークスペース」タブからアクセスできる。このタブを利用すれば、ワークスペースに持ち込んだ複合現実のデスクやソファを管理することもできる。
Questでは、この1年間、ヘッドセットを装着したままマルチタスクができるように数々の機能が追加されてきた。今までは設定タブのテスト機能として導入されていたが、今回からはすべてのマルチタスク機能が正式機能として利用可能となり、オプトインが不要になる。
さらに利用者のQoLに役立つ機能や改良も実施。たとえば複数のインスタンス(Meta Questブラウザなど)をサポートするアプリでは、ユニバーサルメニューになるアイコンをクリックした際、復元したいウインドウを選択できるようになる。また複数のアプリを切り替えて、最後に開いていたアプリに戻ることもより簡単にできるようになった。これらの機能は今後1カ月の間に正式導入される。
ヘッドセットへのリンク共有機能はv37でAndroid向けに導入されており、今回v39でiOSにも対応。ヘッドセットへのリンク共有を使用すると、スマートフォンからQuestにVRコンテンツを迅速かつ簡単に共有できる。そのほか「Meta Questブラウザ」のロゴも変更された。
