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SHANLING「M6 Ver.21」値上げ、ストレージは64GBへ増量

M6 Ver.21

MUSINは、発売中のSHANLING製ポータブルオーディオプレーヤー「M6 Ver.21」について、製造コストの高騰により、実売価格を6万円前後(税別)から7万円前後(同)へと改定する一方で、内蔵ストレージメモリを従来の32GBから64GBへと増量した仕様変更モデルを4月28日より発売する。製品名自体は「M6 Ver.21」で変更はない。価格はオープンプライス。カラーバリエーションも従来のブラック1色から、ブラックとチタニウムの2色に変更される。

製造コストの高騰を背景に、メーカーから値上げと一部仕様変更を行なったモデルの出荷が開始されたことを受け、日本国内でも同モデルを販売する。なお、32GBストレージの現行モデルの製造・出荷は完了となっているため、日本国内においても現行モデルは市場流通分をもって終売となる。

DACチップにESS製「ES9038Q2M」をデュアルで搭載。チップに内蔵されているASRC(非同期サンプルレートコンバータ)機能により、クロックのジッターを大幅に除去、THD補正機能により、局所的な歪みを効果的に低減する。

「低ノイズLDOレギュレータ」も採用し、本体を過渡電圧や電源ノイズ、サージ電流などから保護し、これまで以上にノイズのないクリーンな背景を実現。「高出力によるパワフルな音像とノイズの無い無音の空間の両立」が楽しめるという。

アンプ回路のLPF部には、「OPA2211」オペアンプとELNA製オーディオ用コンデンサ、誤差0.1%の薄膜抵抗器を採用。歪みを抑えつつ、さらなる高出力化を達成した。