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Shanling、ES9038Q2M×2基のハイレゾプレーヤー「M6(Ver.21)」

「M6(Ver.21)」

MUSINは、Shanlingブランドのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー「M6(Ver.21)」を5月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後(税別)。5月14日の11時から予約を受け付けている。

DACチップにESS製「ES9038Q2M」をデュアルで搭載。チップに内蔵されているASRC(非同期サンプルレートコンバータ)機能により、クロックのジッターを大幅に除去、THD補正機能により、局所的な歪みを効果的に低減する。このチップとShanlingエンジニアのチューニングにより、「よりニュートラルでスムーズなサウンドを獲得」したという。

新たに「低ノイズLDOレギュレータ」を採用したことで、本体を過渡電圧や電源ノイズ、サージ電流などから保護し、これまで以上にノイズのないクリーンな背景を実現。「高出力によるパワフルな音像とノイズの無い無音の空間の両立」が楽しめる。

アンプ回路のLPF部には、「OPA2211」オペアンプとELNA製オーディオ用コンデンサ、誤差0.1%の薄膜抵抗器を採用。歪みを抑えつつ、さらなる高出力化を達成した。ゲインレベルはロー/ミディアム/ハイの3段階から選択可能。バランス接続時の出力レベルは570mw(32Ω負荷時)で、抵抗の大きいヘッドフォンもドライブできる。

最大768kHz/32bitまでのPCMと、22.4MHzまでのDSDネイティブ再生に対応。対応フォーマットはDSF/DFF/DXD/APE/FLAC/WAV/AIFF/AIF/DTS/MP3/WMA/AAC/OGG/ALAC/MP2/M4A/AC3/M3U/M3U8/OPUS/ISO。

Bluetooth 4.2準拠で、コーデックはLDAC/SBCの送受信や、LHDC/aptX HD/aptXの送信に対応する。Wi-Fiは2.4GHz/5GHzのデュアルバンド。

シングルエンドの出力レベルは、いずれも32Ω負荷時で12mW(ロー)、48mW(ミディアム)、190mW(ハイ)。SN比は124dB。バランス出力時は36mW(ロー)、143mW(ミディアム)、570mW(ハイ)、SN比は127dB。

本体前面

OSはAndroid 7.1、本体には1,280×720ドットの4.7インチスクリーンを搭載する。内蔵ストレージ容量は32GBで、最大2TBまでのmicroSDカードに対応した。バッテリー容量は4,000mAhで、シングルエンド接続時で最大11時間、バランス接続時で最大8時間の連続再生ができる。

外形寸法は133.5×71×17.5mm、重さは約233g。USB Type-Cケーブルやスクリーン保護フィルム(表用・裏用各1枚)などが付属する。

本体背面