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ファーウェイ、WebブラウズもできるE Inkタブレット

E Ink採用のタブレット「HUAWEI MatePad Paper」

ファーウェイは、読書だけでなくビジネスにも活用できるというE Ink採用10.3型タブレット「HUAWEI MatePad Paper」を、6月9日に発売する。専用カバーやスタイラスペン「M-Pencil(第2世代)」が付属し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は64,800円前後。Amazonでは、ローンチキャンペーンとして3,000円 OFFクーポンを用意している。

電子書籍リーダーだけでなく、電子メモパッド、録音機としても使えるE Inkタブレット。オーディオブックも楽しめる。ブラウザも搭載しているためWebブラウジングも可能。

32段階で調整できるライトを装備

ディスプレイサイズは10.3型で、解像度は1,404×1,872ドット(227PPI)。32段階で調整できるライトを備え、夜間でも読書を楽しめる。画面占有率は86.3%、持ちやすさを考慮し、本体左側のベゼルが太いデザインとなっている。画面リフレッシュレートは表示するコンテンツに合わせて自動調整される。

ブックストアアプリなどを利用できる

OSはHarmonyOS 2を搭載。専用のブックストアアプリ「HUAWEI Books」から小説や漫画などの電子書籍を購入できる。日本国内の対応書籍は海外書籍が13万以上、国内書籍が10万以上。6月30日までの期間限定で、購入者に1,000円相当のクーポンをプレゼントするキャンペーンも行なう。

26msの低遅延、4,096段階の筆圧感知ができるスタイラスペンのM-Pencil(第2世代)が同梱され、手書きメモの作成やPDFへの署名ができる。手書きメモのテキスト変換にもでき、日本語でも利用可能。画面分割してのメモ取りもできるため、本を読みながらメモを書き留めることもできる。

iPad mini(2021)とのサイズ比較

本体にマイクを内蔵しており、メモを取りながら録音もできる。重要な部分にマーキングができ、クリックして該当部分をすばやく確認することもできる。

同社製ノートPCのMatebookと同期してファイルを自由に転送できるほか、画面共有にも対応した。ストアアプリ「HUAWEI AppGallery」からサードパーティ製アプリをインストールすることもできる。

RAM容量は4GBで、ストレージ容量は64GB。バッテリー容量は約3,625mAhで、4週間のスタンバイが可能。22.5W急速充電に対応しており、10分の充電で5時間の読書ができる。電源ボタンには指紋認証機能も備えた。Bluetooth 5.2 BLE、Wi-Fi 6も内蔵。USB 2.0 Type-Cポートも装備。

外形寸法は約225.2×182.7×6.65mm(縦×横×厚み)、重さは約360g。22.5W充電器やUSB Type-Cケーブル、交換用ペン先×2などが付属する。

専用カバーを閉じたところ