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ファーウェイ、表示面積が拡大したスマートウォッチ2種

「HUAWEI WATCH FIT 2」

ファーウェイは5月26日、スマートウォッチ新モデルとして前モデルから画面表示面積や占有率を向上させた「HUAWEI WATCH FIT 2」と、厚さ9.99mmの「HUAWEI Band 7」を発表した。WATCH FIT 2はアクティブモデルとクラシックモデルを用意し、アクティブモデルは6月2日、クラシックモデルは6月9日発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はアクティブモデルが20,680円前後、クラシックモデルが23,980円前後。

HUAWEI Band 7は6月2日発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は8,580円前後。

そのほか、新たにAMD製CPUとGPUを搭載したノートPC「HUAWEI MateBook 14」、ストレージ容量を512GBに強化した2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」、Wi-Fiルーター「HUAWEI WiFi Mesh 7」、スマート体重計「HUAWEI Scale 3 Pro」も発表している。発売日と店頭予想価格は次のとおり。

・ノートPC「HUAWEI MateBook 14」AMDモデル 5月26日 126,800円前後(メモリ8GB)/136,800円前後(メモリ16GB)
・2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」 5月26日 169,800円
・Wi-Fiルーター「HUAWEI WiFi Mesh 7」 6月9日 24,980円(1パック)/48,980円(2パック)
・スマート体重計「HUAWEI Scale 3 Pro」 6月9日 10,780円

HUAWEI WATCH FIT 2

画面サイズ1.74型のスマートウォッチ。ベゼルを平均0.55mm削減し、画面表示面積が18.6%向上、画面占有率も3%広い72.2%となった。有機ELディスプレイを採用し、解像度は480×336ドット(336PPI)。

FITシリーズでは初めてBluetooth通話機能に対応。イヤフォン無しでもスマートウォッチのみで通話ができる。GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSS(みちびき)と、5種の衛星測位システムに対応しGPS精度も向上した。

新たに音楽の保存・再生にも対応。スマートフォンと連携してメッセージ通知や音声アシスタントなども利用できる。音楽の保存・再生は発売時点でAndroidのみ対応だが、順次iOSでもアップデートを予定している。

フィットネス機能も強化され、97種類のワークアウトモードを用意。6種類のワークアウトを自動識別できる。発売時点では英語のみだが、音声付きのウォームアップ&ストレッチ動画が視聴できるようになった。対応しているのは7種類のワークアウトモード(屋外ランニング、室内ランニング、屋外サイクリング、室内サイクリング、プールでの水泳、オープンウォーター、縄跳び)。

そのほか1日の歩数や中・高強度の活動時間、立った階数を記録する機能や健康モニタリング機能として、ストレスモニタリング、常時血中酸素レベル測定、心拍数モニタリング、生理周期モニタリング、睡眠モニタリングが可能。睡眠や薬のリマインダー機能も備える。

加速度センサー、ジャイロセンサー、光学式心拍センサー、環境光センサー、装着検知センサーを内蔵。バッテリー持続時間は通常約10日間。アクティブモデルにはシリコンバンド、クラシックモデルには革製バンドが付属する。バンドカラーはアクティブモデルがミッドナイトブラック、サクラピンク、アイルブルー。クラシックモデルがネビュラグレー、ムーンホワイト。

外形寸法は33.5×46×10.8mm(縦×横×厚み)、ベルトを除いた重さはアクティブモデルが約26g、クラシックモデルが約30g。

HUAWEI Band 7

「HUAWEI Band 7」

前モデルから1mm薄い厚さ9.99mmとなり、快適なつけ心地を実現したというモデル。心拍モニタリングのための凸部分を減らして装着時の圧迫感を軽減したほか、バンドの通気性なども見直されている。

1.47型の有機ELディスプレイを搭載し、解像度は368×194ドット。ディスプレイは新たに常時点灯が可能になった。また従来はAndroidのみ対応していた有料文字盤がiOSでも使用できるようになった。

屋外ウォーキングやローイング、エリプティカルなど96種類のワークアウトモードを用意。生理周期カレンダー、常時血中酸素レベル測定、心拍数モニタリングなど24時間体制の健康管理モニタリング機能も備える。着信やSMS通知、天気情報などのスマートアシスタントも使用可能。

GPSはスマートフォンと連動することで使用可能。バッテリー持続時間は約14日。5分の充電で約2日間使用できる急速充電にも対応した。

外形寸法は25×44.35×9.99(縦×横×厚み)、重さはバンドを含まず約16g。バンドカラーはグラファイトブラック、フレイムレッド、ネビュラピンク、ウィルダネスグリーン。

HUAWEI MateBook 14 2022 AMD

2022年3月に発売したMateBook 14のCPUをAMD Ryzen 5 5500Uに、GPUをAMD Radeonグラフィックスに変更したモデル。タッチパネル搭載モデルは用意されず、Wi-Fiも802.11 axには非対応。Bluetoothも5.1から5.0に変更された。

ディスプレイサイズやインターフェースなど、そのほかの性能は発売済みのIntelモデルと変わらない。ストレージ容量は512GBのみだが、メモリ容量は8GBモデルと16GBモデルの2種類が用意される。

ディスプレイサイズは15型で解像度は2,160×1,440ドット、コントラスト比は1,500:1、輝度は300nit。インターフェースはUSB Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI×1、ヘッドフォンジャック。重さは約1.49kg。

HUAWEI MateBook E

「HUAWEI MateBook E」

発売済みのMateBook Eモデルのうち、第11世代インテルCore i5-1130G7搭載モデルのメモリを16GB、ストレージを512GBに強化したモデル。バッテリー持続時間は約8時間。そのほかのスペックは既存モデルと同じ。

12.6型の有機ELディスプレイを搭載。画面解像度は2,560×1,600ドット(240PPI)、コントラスト比は1,000,000:1、最大輝度は600nit。10点マルチタッチやアクティブスタイラスペンに対応する。

外形寸法は約286.5×7.99×184.7mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約709g。

「HUAWEI WiFi Mesh 7」/「HUAWEI Scale 3 Pro」

「HUAWEI WiFi Mesh 7」

「HUAWEI WiFi Mesh 7」は、2.4GHz、5GHz LB、5GHz HBのトライバンド対応で、「AX6600で家の隅々までカバーする」と謳うWi-Fi6対応のメッシュルーター。250以上のデバイスの同時接続に対応する。各端末には4つのギガビットイーサネットポートを搭載。

「HUAWEI Scale 3 Pro」は8電極式で22項目測定が可能なスマート体重計。スケール面に320×320mmの強化ガラスを採用し、より快適で安定した踏み心地を実現したという。収納性を追求したグリップに4つの電極を備えており、上肢と下肢の両方から、より高精度にデータを測定できる。

「HUAWEI Scale 3 Pro」