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ファーウェイ、約35.6gで14日間バッテリーのスマートウォッチ

「WATCH GT 3 SE」(ワイルドネスグリーン)

ファーウェイ・ジャパンは、長時間バッテリーが特徴のスマートウォッチ「WATCH GT」シリーズより、軽量でカジュアルなデザインが特徴の「WATCH GT 3 SE」を、11月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,280円前後。カラーはグラファイトブラック、ワイルドネスグリーンの2色。

製品パッケージ

ファーウェイが展開しているウェアラブルシリーズのうち、長時間バッテリーと“ハイクオリティな定番デザイン”が特徴のGTシリーズ新モデル。すでに販売しているGT 3 Proはプレミアムビジネス、GT 3はクラシックビジネス、今回のGT 3 SEはカジュアルビジネスと位置づけている。

厚さ11mmの薄型デザインで、重さもWATCH GT 3 Proより32.5%軽い35.6g(ベルトを含まず)を実現。「快適にストレスなく使いたい人におすすめ」という。

ディスプレイは1.43型

ディスプレイは1.43型で、解像度は466×466ドット/326PPI。盤面はプリインストールされたものに加え、スマートフォンにインストールしたヘルスケアアプリから有料のデザインを購入して自由にカスタマイズできる。画面の常時点灯も可能。

通常使用で約14日間持続するロングバッテリーも特徴。ヘビーユースを想定した場合でも約7日間のバッテリー持続時間を謳う。充電は付属のワイヤレス充電器のほか、Qi規格にも対応する。

マイク・スピーカーを内蔵し、Bluetooth 5.2準拠で通話が可能。連携したスマートフォンの音楽再生操作、Androidスマートフォン/EMUI 10.1以降のファーウェイ製スマートフォンからは楽曲データを転送することもできる。

スキーや登山に対応したワークアウトモードを搭載。GPSを用いてランニングやハイキング、登山などのルートを記録する「ルートバック機能」や、ハイキングなどで屋外を移動中にGPS信号が弱い場合にユーザーに通知する「失踪アラート」、タッチスクリーンを拡大することで、ルートの内どこにいるのかを細かく確認できる「ルートチェック」といった機能を利用できる。

「WATCH GT 3 SE」と「Apple Watch Series 4」を並べたところ

GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSSと5つの衛星システムにシングルバンドで対応し、より強力な干渉防止機能により、屋外測位技術と安定性が改善された。移動した軌跡を動画で振り返れるダイナミック追跡機能も搭載している。

100種類以上のワークアウトモードを搭載。スキーやスノーボード、クロスカントリーなどのウィンタースポーツ時には、平均速度や距離、軌跡、最大傾斜、心拍数といったデータを記録可能。これらのコンテンツはリアルタイムに表示され、友人とデータを共有することもできる。

天気予報(1時間毎の天気、週間天気、紫外線情報、日の出日の入り)はもちろん、潮汐や月相の情報、さらに本体のセンサーを使って、気圧の変動から悪天候を検知しアラートする機能も備えている。本体は5ATMの防水仕様。

外形寸法は約46.4×11×46.4mm(幅×奥行き×高さ)。対応OSはAndroidが6.0以降、iOSが9.0以降。無線充電クレードル付きUSB充電ケーブルやクイックスタートガイドなどが付属する。