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Acer、Android搭載で“おうちシアター”に最適なプロジェクタ

日本エイサーは、Android OSを搭載し、“おうちシアター”に最適というプロジェクター「M511」と「M311」を、8月10日にAmazonなど各ECサイトで発売する。価格はどちらもオープンプライスで、市場想定価格はM511が11万円前後、M311が8万円前後。

「M511」

OSにAndroid 9を搭載し、Wi-FiにつなぐだけでYouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoといったさまざまなストリーミングサービスを大画面で楽しめる。アプリケーションストアはAptoide TVを利用できる。

「M311」

投写画面解像度は、M511が1,920×1,080ドット/フルHD、M311が1,280×800ドット/WXGA。輝度はM511が4,300 ANSIルーメン、M311が4,500 ANSIルーメンと高く、日中の太陽光が入る部屋でも明るくくっきりとした映像を映し出すという。コントラス比もそれぞれ最大10,000:1、最大20,000:1と高く設計されており、暗い部分もメリハリのある映像を楽しめる。

DLP方式を採用し、色再現性は約10億7,000万色。投写画面サイズはM511が27~301型、M311が27型~300型。3Dや2Dの投写コンテンツの色調整を自動で行ない、鮮やかに写し出すAcer ColorBoost 3Dテクノロジーや、映像のフレームを分析して最適な見え方に調整するAcer LumiSenseテクノロジーといったAcer独自機能を搭載する。光源ランプはM511が245Wランプ、M311が220Wランプ。

「M511」天面

映像の歪みを補正する台形補正機能も利用可能で、プロジェクターを天井に設置して使用する際は、プロジェクターの設置向きが上下逆になる場合でも搭載されている重力センサーが自動で向きを検知し、映像を180度回転させて上下の向きを正しく投写する。3D映像に対応したHDMI 3D規格に対応しており、3Dコンテンツ、再生プレイヤー、3Dメガネと組み合わせることにより3Dで映像を楽しむこともできる。

標準搭載のWi-Fiドングルとペアリングすることで、スマートフォンやPCからワイヤレスでコンテンツを投写可能。スクリーンミラーリングにも対応した。入力はHDCP対応の HDMI 1.4aが2系統。アナログRGB/コンポーネント×1、コンポジット(ビデオ)×1、ステレオミニの音声入力のほか、USB Type-Aもワイヤレスキット用とあわせて2基搭載する。

出力はステレオミニのオーディオ端子、電源供給用のUSB Type-A(5V/1A)を搭載。10Wのスピーカー×1も内蔵する。通常使用時の消費電力はM511が295W、M311が265W。動作音は、どちらもEcoモードで27dB。

筐体色はホワイト。外形寸法はどちらも約313×240×113.7mm(幅×奥行き×高さ)で、重さはM511が約3kg、M311が約2.7kg。電源ケーブル(約1.8m)やHDMIケーブル(約1.6m)、ワイヤレスプロジェクションキット(UWA5 Wi-Fiドングル)、リモコンなどが付属する。