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米Disney+、「IMAX signature sound by DTS」を年内提供へ

米Disney StreamingとIMAX Corporation、Xperi傘下のDTSは現地時間1月4日、動画配サービス「Disney+」で配信している「IMAX Enhanced」コンテンツの音声フォーマットについて、イマーシブサウンドの「IMAX signature sound by DTS」を採用すると発表した。IMAX signature sound by DTSでの提供は2023年内を予定している。

IMAX signature sound by DTSは、家庭でもIMAX品質の映像とサウンドを楽しめるよう、特別にキャリブレーションされているという。提供開始時点では、ソニーやハイセンスのIMAX Enhanced対応テレビや、デノン、マランツ、JBLなどが発売している対応AVアンプなどで利用できる予定。

Disney+では2021年11月からIMAX Enhanced仕様のコンテンツを配信しているが、これまで利用できたのは従来のシネスコサイズ(2.39:1)よりも上下に広い、IMAXデジタル版の拡大アスペクト比(1.90:1)での視聴のみだった。拡大アスペクト比での視聴は追加料金不要で、すべてのDisney+対応デバイスで利用できる。

Disney StreamingのJerrell Jimerson氏は「Disney+でIMAX Enhancedテクノロジーによるさらなる進化を届けられることを、嬉しく思う」とコメントした。

「このユニークなコラボレーションは、DisneyとIMAXの長年の関係を拡張するもので、今後のタイトルも含めてプレミアムな再生品質とともに、新しい没入型オーディオ体験を、世界中の視聴者に届けることを楽しみにしている」