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J SPORTS、'23年も世界ラリー選手権を全戦放送/配信。19日開幕

2022年に行なわれたラリー・ジャパンの様子
(C)Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

J SPORTSは、1月19日に開幕する世界ラリー選手権(WRC)の2023年シーズン全13戦を放送する。またPCやスマートフォン、タブレットで視聴できるJ SPORTSオンデマンドでも全戦を配信する。

2022年に行なわれたラリー・ジャパンの様子
(C)Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

WRCは、交通が遮断された一般道を市販車ベースのレーシングカーで走り、タイムを競うタイムアタック競技の世界選手権。昨年は12年ぶりに「ラリー・ジャパン」が日本開催されるなど、大きな話題となった。

2023年シーズンのWRCは、昨年同様全13戦で争われるが、メキシコ(第3戦)やチリ(第11戦)の復活や、オーストリア・チェコ・ドイツの3カ国にまたがって開催されるセントラル・ヨーロッパ・ラリー(第12戦)など、新しいコンセプトの大会が注目を集めている。1月19~22日に行なわれる開幕戦は伝統のラリー・モンテカルロ(モナコ)で、最終戦となる第13戦は11月16~19日開催のラリー・ジャパン。

トヨタは、3年連続のドライバーズ&コドライバーズ選手権、マニュファクチャラーズ選手権の3冠獲得を目指す

シリーズには、引き続きトヨタ自動車(TOYOTA GAZOO Racing WRT)、ヒョンデ(Hyundai Shell Mobis World Rally Team)、M-スポーツ・フォード(M-Sport Ford World Rally Team)の3チームが参戦する。

ドライバーラインナップとしては、昨年のラリー・ジャパンで総合3位表彰台を獲得した勝田貴元が、3台目のマシンをシェアする形でトヨタのトップチームに昇格。また'19年王者のオィット・タナックがヒョンデからM-スポーツ・フォードに、エサペッカ・ラッピがトヨタからヒョンデに移籍するなど、トップドライバーの移籍も激しく、年間チャンピオン争いも例年にないほど激戦が予想される。

J SPORTSでは、各大会の注目ステージを生中継中心に放送するほか、注目ポイントを事前に解説するプレビュー番組、大会終了後のレビュー番組など「WRCを圧倒的ボリュームでお伝えする」とのこと。開幕戦のラリー・モンテカルロでは、1月20日4時から「プレビュー+ライブステージ」を生中継。21日22時から「速報Day1」、22日19時30分から「速報Day2」を放送し、同日20時から「パワーステージ」を生中継する。

「WRC世界ラリー選手権2023」 放送概要
WRC世界ラリー選手権2023  開幕戦 Round1 「ラリー・モンテカルロ」 放送予定