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伝送情報が見える“LEDディスプレイ付き”光HDMIケーブル

FIBBR「Ultra Pro 3」

ナスペックは、光ファイバーケーブルで実績を持つFIBBRブランドの新製品として、48Gbpsの伝送に対応した光HDMIケーブル「Ultra Pro 3」を、1月20日より発売する。ラインナップは1.5m、2m、3m、5m、10m、15m、20mの7機種で、特注で20m以上も可能。価格は30,800円(1.5m)から。

【ラインナップ】
・1.5m 「ULTRAPRO3/1.5m」 30,800円
・2m 「ULTRAPRO3/2.0m」 31,900円
・3m 「ULTRAPRO3/3.0m」 34,100円
・5m 「ULTRAPRO3/5.0m」 37,400円
・10m 「ULTRAPRO3/10.0m」 42,900円
・15m 「ULTRAPRO3/15.0m」 47,300円
・20m 「ULTRAPRO3/20.0m」 50,600円
※20m以上は特注。50mまで対応

FIBBRが展開するスタンダードライン「Ultra Pro」の第3世代モデル。シェル内部の光変換チップに、48Gbps対応の新オリジナルチップを採用したほか、LEDディスプレイを搭載することで伝送信号の情報が確認できるようになった。なお、別電源は不要(消費電力は270mW)。

対応する帯域幅は48Gbps。非圧縮で8K60pや4K120p、圧縮(DSC)で10K120pなどの信号伝送をサポートする。eARC/ARC、CEC、HDRなど、HDMIの各種信号を伝送可能だが、Ethernet伝送のみ対応しない。

光ファイバーは、YOFC製の高品位線材を使用。重量が軽く、取り回しにも優れるという、独自のBendRobust技術も使われている。

また、EMI(電磁干渉)とRFI(無線周波数干渉)に対し高い耐性を備えたほか、低速(制御)信号のエラー対策により、前機種より機器の接続安定性を向上させた。

シェル部には、LEDディスプレイを搭載。今伝送している信号がTMDSモードなのか、またはFRLモード(伝送レート表示あり)なのかが確認可能。また2番プラグ(ディスプレイ側)には照明機能があり、暗い場所でも接続が容易。接続成功後は、LEDライトは自動的に消灯する。

シェルは1ピースハウジングで、内部回路を埃・湿気から保護。コネクターは24金メッキを採用した。シェルサイズは、21×45×12mm(幅×奥行き×厚さ)。