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YouTubeやネトフリを高画質化、NVIDIA「RTX Video Super Resolution」

「RTX Video Super Resolution」の適用例

米NVIDIAは現地時間2月28日、GeForce RTX 30/40シリーズのグラフィックカード搭載PCにおいて、Microsoft EdgeまたはGoogle Chromeで再生している低解像度のビデオを最大4Kまで超解像化できる「RTX Video Super Resolution」の提供を開始した。最新ドライバー「531.18」と、両ブラウザ最新版の組み合わせで利用できる。

AIとRTX Tensorコアを活用して、ブロックノイズを除去し、動画解像度のアップスケーリングを行なうことで、EdgeまたはChromeで再生する映像の品質を向上させる。YouTubeやTwitch、Netflix、Huluなどのオンラインコンテンツを、最大4Kの高解像度ディスプレイでネイティブ解像度で視聴できる。

RTX Video Super Resolutionの機能は、NVIDIAコントロールパネルの「Adjust Video Settings」から「Super resolution」をオンにすることでを利用可能となる。品質レベルは4段階で選択できるが、レベルを上げるほど、追加のGPUリソースが必要となる。

NVIDIAによれば、すべての30/40シリーズのRTX GPUで品質レベル1を選択できるものの、最高品質のレベル4を選択するには、GeForce RTX xx70クラス以上のGPUが必要だという。

機能のオン/オフ、品質レベルはNVIDIAコントロールパネルから選択できる
Introducing RTX Video Super Resolution - 4K AI Upscaling for Chrome & Edge Video