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FiiOのBluetoothレシーバ「BTR7」にホワイトモデル。数量限定

「BTR7 White」

エミライは、FiiO ElectronicsのBluetoothレシーバー「BTR7」のカラーバリエーションとして、ホワイトカラーの「BTR7 White」を、4月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,750円前後。メーカー製造量に限りがあるため、数量限定モデルとして販売される。

側面の物理ボタンには鮮やかなブルーをアクセントカラーとして採用

白く電着塗装されたアルミニウム合金にコーティング処理を施した筐体を採用。「心地よい手触りと高い耐久性を備える」という。側面の物理ボタンのカラーリングには、アクセントとして鮮やかなブルーを採用している。

THXの特許技術であるフィードフォワード方式のアンプ回路「THX AAA-28」をデュアル構成で搭載。THX AAAアンプは高出力・低消費電力の高性能アンプ回路技術で、従来の回路の欠点であったゼロクロス歪を効果的に除去することにより、高出力時にも低歪みを実現することが特長。

本機はこのTHX AAA-28をデュアル構成で搭載しているため、合計4基のアンプを備えている。フルバランス構成により、従来モデルに比べてシングルエンド出力で最大88%、バランス出力で最大30%の出力向上を果たしつつ、THD+Nは従来の0.002%から0.00048%に向上している。

DACチップはESS製の「ES9219C」を左右独立で合計2基搭載。MQAデコードに対応するほか、最大384kHz/32bitまでのPCM、DSD 256のネイティブ再生にも対応した。

BluetoothチップはQualcomm製の「QCC5124」を採用。LDACやaptX Adaptiveなどのコーデックをサポートする。Bluetoothの接続安定性向上のため、特許取得済みのシームレスメタルアンテナも採用している。

出力は、3.5mmシングルエンド出力と、完全バランス構成による4.4mmバランス出力を搭載する。連続動作時間は最大9時間で、USBでの有線充電、Qi規格による無線充電ができる。

外部DACとして機能する「ドングルモード」を搭載。本体の「CHARGEボタン」を押すだけで切り替えられ、一般的なバスパワー駆動タイプのDACと異なり、スマートフォンのバッテリーを消費せずに駆動可能。

FiiO Control Appでの操作にも対応しており、スマートフォンでイコライザーなどの内蔵パラメーターを操作することができる。また、本体のファームウェアアップデートもアプリ経由で可能となる。

外形寸法は39.6×14.6×83.6mm(幅×奥行×高さ)で、重量は68g。専用設計の人工皮革製の保護ケースが付属する。