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FiiO、デスクトップオーディオに新色「R7 White」

「R7 White」

エミライは、FiiO ElectronicsのAndroid OS搭載デスクトップオーディオデバイス「R7」の新色として「R7 White」を4月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は115,500円前後。

デスクトップに設置しやすい縦長の筐体に、DAC、ヘッドフォンアンプ、プリアンプ、Bluetooth受信、Roon Readyのネットワークプレーヤー機能などを集約した製品。4.97インチ、解像度1,280×720ドットのタッチパネル・ディスプレイも搭載しており、パソコンを使わずに音楽ストリーミングサービスの再生を楽しむこともできる。

デジタル入力端子は、USB3.0のType-C、USB2.0のType-A、RCA同軸デジタル、光デジタル、Bluetooth受信機能を搭載。USB DACとしても使えるため、PCやスマートフォンなどとUSB接続し、それらのサウンドを高音質でR7から再生できる。

Bluetooth受信モードでは、スマートフォンなどからワイヤレスでBluetoothサウンドを受信。R7に接続したヘッドフォンや、アクティブスピーカーから再生できる。AirPlay受信モードも備えているため、iPhoneなどのiOSデバイスからのワイヤレス受信も可能。

Bluetooth受信対応コーデックはSBC、AAC、LDAC。Bluetooth送信はSBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、LHDCをサポートする。

Roon Readyモードも搭載し、ネットワークプレイヤーとしても動作。同軸/光デジタル入力を介して、DAC内蔵ヘッドフォンアンプとして使うこともできる。

ヘッドフォン用出力は、6.3mmのシングルエンドヘッドフォン端子、4.4mmバランスヘッドフォン端子、4ピンXLRのバランスヘッドフォン端子を搭載。ヘッドフォンアンプ回路は「THX AAA-788+」×2基を搭載。

3ピンXLRのバランスライン出力、RCAライン出力×2も搭載。アクティブスピーカーと組み合わせ、スピーカーからのサウンドも楽しめるが、R7自体にスピーカー用のアンプは搭載していない。

デジタル出力は、USB3.0 Type-C、USB2.0 Type-A、RCA同軸デジタル、光デジタル、Bluetooth送信を搭載。光/同軸/USB端子から外部DACへのデジタル出力も可能。

LAN端子やデュアルバンド対応のWi-Fi機能も搭載。設定をカスタマイズ可能な3つのタッチボタンを前面部に搭載。外部ディスプレイを接続して、動画コンテンツを楽しめるDisplayPort Alt Modeも搭載する。

DACはESS「ES9068AS」を搭載。対応する音楽ファイルは、ローカル再生/USB DACモードでは384kHz/32bit、DSD 256(Native)。RCA同軸入力は192kHz/24bit、光デジタル入力は96KHz/24bit、USB出力は768kHz/32bit、DSD 512(DoP/D2P/Native)、RCA同軸出力は384kHz/24bit、DSD 128 (DoP)、光デジタル出力は192kHz/24bitまで対応。MQAは8xデコード対応。

外形寸法は約110×160×134mmで、重量は1.3kg。筐体を斜め上に向かせる傾斜付きのスペーサーも付属する。