ニュース

ファーウェイ、イヤフォン収納できるスマートウォッチを一般販売

HUAWEI WATCH Buds

ファーウェイ・ジャパンは、今年2月にクラウドファンディングを実施した、完全ワイヤレスイヤフォンを収納できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」を、5月24日より一般発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は71,280円前後。カラーはカーキのみ。

スマートウォッチが完全ワイヤレスイヤフォンのケースを兼ね、イヤフォンを収納できる1台2役の製品。スマートウォッチのディスプレイを跳ね上げることで、イヤフォンを取り出せる。イヤフォンはマグネットで吸着されるため、取り出しや収納もスムーズだという。

HUAWEI WATCH Buds

イヤフォンには左右の区別がなく、装着すると自動で左右を識別する。イヤフォン自体は八角形の円柱型デザインで、カット面は柔らかく、耳に優しくフィットするという。また万が一、落としてしまった場合も転がりにくいとのこと。

HUAWEI WATCH Budsのイヤフォン
AirPods Pro(第2世代)とのイヤフォンサイズ比較

内部には4基のマグネットと平面振動板ドライバーを搭載。「音源により近く、クリアで歪みの少ない音を実現している」という。ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、耳に入る音をリアルタイムに最適化する機能や、ノイズキャンセリング、外音取り込みモードも備える。対応コーデックはSBCとAAC。

イヤフォン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作が可能。ダブルタップで電話応答や音楽の再生・一時停止、トリプルタップでノイズキャンセリング機能のオン・オフなどを操作できる。「HUAWEI Health」アプリを使えば、操作のカスタマイズもできる。

スマートウォッチのディスプレイを開いてイヤフォンを取り出せる

通話機能としては、AIによるノイズリダクション機能、骨伝導センサーとデュアルマイクおよびディープニューラルネットワークによる通話時のノイズリダクションアルゴリズムを搭載。クリアな音声で通話ができる。

イヤフォンの使用可能時間は、ノイズキャンセリングオフ時で音楽再生4時間、通話2.5時間。ノイズキャンセリングオン時で同3時間、2時間。

スマートウォッチとしては、1,300℃で焼成した頑丈なステンレス製ウォッチケースに、なめらかな3Dラウンドガラスのディスプレイを埋め込み、クラシックなデザインで耐久性も確保した。

文字盤サイズは47mmで、1.43型AMOLEDカラースクリーンを搭載。解像度は466×466ドット/326PPI。22mm本革ベルトを標準装備する。対応手首サイズは140~210mm。「HUAWEI EasyFit」の付替え用ベルト(別売)22mmに対応し、ソフトラバーベルトに交換することもできる。Watch Buds専用文字盤として、イヤフォンのバッテリー残量をひと目で確認できるものなどを用意する。

80種類以上のワークアウトモードや、睡眠モニタリング、心拍数モニタリングなどが利用可能。血中酸素レベルを測定することもできる。なお、水泳や飛び込み、ダイビングなどのウォータースポーツでは利用できない。

対応OSはAndroid 7.0/iOS 9.0以降。Androidでは、スマートフォンに保存した音楽をスマートウォッチに転送することもできる。

スマートウォッチのバッテリー持続時間は通常使用で3日間。ワイヤレス充電ができる。外形寸法は47×47.5×14.99mm。イヤーチップ×2(S/L、Mサイズは装着済み)、充電クレードル付きUSBケーブルなどが付属する。

イヤフォンを収納できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」