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TCL、日本市場最大98型Mini LED液晶チューナーレステレビ「C955」

98型のMini LED液晶、チューナーレステレビ「C955」。左が張濟鵬社長、堂安律選手

TCLジャパンエレクトロニクスは、5日にマーケティング戦略についてプレゼンテーションを実施。その中で、日本市場最大サイズという98型のMini LED液晶、チューナーレステレビ「C955」を発売すると発表。7月20日予約受付開始で、想定売価は98万円前後。

マーケティング部の林裕氏は、「TCLでは2019年に世界で初めてMini LEDテレビを発売し、大量生産を実現しました。そしてローカルディミングゾーンの増加によって、従来の有機ELの技術をさらに上回り、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く、いままで以上にコントラストが向上しました。また同時に高い輝度レベルが生成され、コントラストだけではなく色彩の表現がより豊かになり、総合的に画質が向上しました」と、魅力を紹介した。

張濟鵬(チョウ サイホウ)社長は、TCLが過去3年間において、日本で最も急成長しているテレビブランドである事を紹介。前四半期に市場シェア12%を達成、日本市場第4位のテレビブランドになり、第1位の輸入テレビブランドになったという。急成長の理由は、「生産から組み立ての工程まで一貫して行なえること、さらにR&D投資と次世代製品開発に注力している点」と分析。

また、現在国内市場ではテレビの販売が主流だが、「近い将来家電製品の本格的な日本市場参入も検討している」とのこと。

さらに、TCLの公式アンバサダーにサッカー日本代表の堂安律選手を起用も発表された。

TCLの公式アンバサダーにサッカー日本代表の堂安律選手を起用