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TCL、世界最大の115型量子ドット×ミニLED液晶テレビ。輝度5000nit

TCL Electronicsは、米ラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES 2024」において、世界最大を謳う115型の量子ドット×ミニLED液晶テレビ「QM891G」を初披露。世界初のフルカラー3Dディスプレイスマートグラスも展示した。

QM891Gは、世界最大サイズの量子ドット×ミニLEDバックライト技術搭載の液晶テレビ(QD-Mini LED TV)。画面サイズは115型で、同社が2023年7月に発売した98型のチューナーレスモデル「98C955」(98万円)を大きく上回る。QM891Gでは、2万以上のローカルディミング分割数とピーク輝度5,000nitsを実現した。

新テレビと合わせ、独自エンジンの「AiPQ ULTRAプロセッサ」も発表。強力なAI機能を搭載しており、画像解析と複数の独自アルゴリズムにより、鮮やかなビジュアルを実現するという。

新しいオンラインストリーミングサービス「TCL tv+」では、300以上のFASTチャンネルや、世界を代表するコンテンツスタジオの数千のヒット作品を提供。北米ユーザーは「IDEO」テクノロジーを利用して、エンターテイメントプログラムを楽しみながらインタラクティブな機能にアクセスできる。さらに、NFLライブチャンネルがTCL tv+で年内の開始を予定している。

ディスプレイの新製品として、プロフェッショナルモニターシリーズ「27R83U」「34R83Q」を追加。1,152のローカルディミングゾーン、ピーク輝度1,600nits、1msの高速レスポンス、高リフレッシュレートをサポート。他にも、VESA DisplayHDR 1400認証、Pantone Matching System検証、およびTÜV Rheinlandの低ブルーライト保護認証も取得した。

「RayNeo X2 Lite AR Glasses」は、Snapdragon AR1 Gen 1 Platformを搭載した、世界初のフルカラー3Dディスプレイスマートグラス。「ユーザーに鮮明で詳細な移動体験をもたらし、まるで6メートル離れた所から201インチの最大画面を見ているかのような体験を提供」するという。