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植物イメージした音響拡散体「オトノハ」。音を球状に散乱「自然な音空間に」

Ivy wallの使用イメージ

ヒビノグループの日本環境アメニティは、植物をイメージした音響拡散体「オトノハ」を10月2日に発売する。設置や持ち運びに便利なプラスチック製の「Ivy wall」と、黄金比と黄金角をふんだんに利用し、より音の散乱機能を高めた3Dプリンター製の「Container garden」を用意。価格はIvy wallが10,780円、Container gardenが151,800円。

設置する事で、「自然でクリアな音空間の創出」が可能という音響拡散体。植物が太陽光を最大限に受けるために、黄金角で葉を展開することにヒントを得て開発。木箱に寄せ植えした植物をイメージしたデザインになっている。

水平方向の散乱にのみ着目した音響拡散体が多い中、オトノハは黄金角を利用し、立体を3次元的に、螺旋状に配置することで、音を球状に散乱させるのが特徴。「少ない個数でも十分効果を発揮する機能を持っている」という。

Ivy wall

Ivy wallは、フラットな背面にフックを引っ掛けるための穴と、四隅にはカメラ用ねじに対応したねじ穴を用意。様々な設置方法に対応し、「スピーカー再生から録音まで幅広く使用できる」という。軽量で丈夫であるため、中継車や臨時の作業場など現場移動にも対応可能。

Container garden

Container gardenは、緻密な形状によって、小さいながらも高い散乱の効果を発揮。「スタジオエンジニア等プロの方やオーディオマニアに特におすすめ」だという。「設置の簡便さ、室内の雰囲気を邪魔しない見た目、少ない個数で十分発揮する機能性の高さが特長のこれまでなかった音響拡散体」だという。

外形寸法と重量は、Ivy wallが300×42.5×300mm(幅×奥行き×高さ)で、約600g。Container gardenが200×60×200mm(同)で、約865g。