ニュース
植物イメージの音響拡散体「オトノハ」、リスニングルームに馴染む新色
2024年2月20日 13:30
ヒビノグループの日本環境アメニティは、黄金比と植物が持つ黄金角の規則を機能とデザインに活用したという音響拡散体「オトノハ」のプラスチック製タイプ「Ivy wall」の新色として、マットな質感で高級感のある「チャコールブラック」を、2月20日に発売した。価格は11,880円。
設置する事で、「自然でクリアな音空間の創出」が可能という音響拡散体。植物が太陽光を最大限に受けるために、黄金角で葉を展開することにヒントを得て開発された。木箱に寄せ植えした植物をイメージしたデザインになっている。
2023年10月の発売以来、音響改善の効果と設置の簡単さ、少ない個数で十分な効果を発揮する機能性の高さなどが評価され、特にプロの音響エンジニアやオーディオマニアに数多く購入されているとのこと。そのなかでスタジオやリスニングルーム、ナレーションブースに馴染みやすいブラックカラー販売の要望が強く、今回マットな質感で高級感のある新色のチャコールブラックを発売する。
水平方向の散乱にのみ着目した音響拡散体が多い中、オトノハは黄金角を利用し、立体を3次元的に、螺旋状に配置することで、音を球状に散乱させるのが特徴。「少ない個数でも十分効果を発揮する機能を持っている」という。
設置や持ち運びに便利というプラスチック製のIvy wallは、フラットな背面にフック用穴と、四隅にカメラ用ねじに対応したねじ穴を備え、さまざまな設置方法に対応している。スピーカー再生から録音まで幅広く使用できるほか、軽量で丈夫なため、中継車や臨時の作業場など現場移動にも対応できる。
外形寸法や重さ、材質は各色共通で、300×42.5×300mm(幅×奥行き×高さ)、約600g、ABS製。なお、手作業による表面塗装のため、色味に多少の個体差がある。