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「鈴木敏夫とジブリ展」がメタバースで無料体験可能に

鈴木敏夫とジブリ展

KDDIは9日、メタバースの「αU metaverse」において、「鈴木敏夫とジブリ展」の一部を再現したバーチャル展覧会を開催した。無料で参加でき、終了日は未定。

「鈴木敏夫とジブリ展」は、スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫氏がいかにしてスタジオジブリ映画を確立していったかを、8,800冊の書籍や映画作品を通して探る展覧会。

バーチャル展覧会では、8月31日まで福岡市博物館にて開催中の「鈴木敏夫とジブリ展」より、第一章から第三章までの展示物をαU metaverseアプリ上で体験できる。

第一章は、鈴木敏夫氏の実家の四畳半部屋を再現したエリアや、少年時代に愛読していた本、映画を通じての鈴木敏夫氏の生い立ちを展示。

第二章では、鈴木敏夫氏の激動の大学生活を辿り、学生時代に影響を受けた本や映画を紹介。

第三章では、徳間書店における雑誌記者・編集者としてヒット雑誌を生み出す鈴木敏夫氏の仕事ぶりが見られる。

1章、2章、3章の展示イメージ

なお、メタバースではなくリアルな「鈴木敏夫とジブリ展」会場において、auは展覧会連動デジタルコンテンツを提供している。

「カオナシなりきりAR」では来場者が会場に設置された機械の前に立つと、カオナシの姿が重なり合って表示され身振りに連動した動きをする。

カオナシなりきりAR

「せんとうちひろAR」では会場内のコーナーに設置された専用端末から周囲を見渡すとカオナシやススワタリなどの姿を見られる。

せんとうちひろAR

これらの体験写真はQRコードでスマホにダウンロードできる。

auと「鈴木敏夫とジブリ展」が共同制作した全10種類のオリジナルフォトフレームをウェブ上で提供。鈴木敏夫プロデューサーの書いた名セリフやイラストとともに写真を撮影できる。

オリジナルフォトフレームの参考