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ワーナー映画15本が35mmフィルム上映。UHD BD「トレーニング デイ」発売も
2023年8月18日 19:00
ワーナー・ブラザース創立100周年を記念し、「ダーティハリー」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「ラスト サムライ」など全15作品を35mmフィルムで上映するイベントが、9月29日から東京の「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」で行なわれる。期間は11月2日まで。
イベント名は「ワーナー・ブラザース創立100周年記念上映 “35ミリで蘇る ワーナーフィルムコレクション" selected by ル・シネマ」。100年の歴史を持つワーナー映画作品の中から、上映劇場のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下が1960年代後半から2010年代の全15作品を厳選して、貴重な35mmフィルムで上映する。
上映するラインナップは、クリント・イーストウッド主演の代表作「ダーティハリー」、トム・クルーズと日本の渡辺謙らが共演した「ラスト サムライ」、スタンリー・キューブリック監督作「アイズ ワイド シャット」ほか、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「ブリット」「ビッグ ウェンズデー」「おもいでの夏」「A.I.」「ビフォア・サンセット」「かいじゅうたちのいるところ」「デンジャラス・ビューティー」「ラブ・アゲイン」「硫黄島からの手紙」「マディソン群の橋」「ガープの世界」を予定。「アイズ ワイド シャット」は12年ぶり、「ビフォア・サンセット」は13年ぶりの上映になるという。
上映スケジュールなどの詳細は、劇場ホームページを参照のこと。
D・ワシントンの悪徳刑事役が見もの「トレーニング デイ」
デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した映画「トレーニング デイ」が、11月3日に4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)化される。本編収録のUHD BDとBDの2枚組。価格は7,480円。発売元はワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント、販売元はNBC ユニバーサル・エンターテイメント。
従来の善人のイメージを脱ぎ捨て、ロス市警・麻薬捜査課のカリスマ的な悪徳刑事アロンゾをデンゼル・ワシントンが熱演し話題を呼んだ作品。彼は本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、黒人男優としては、1964年に受賞したシドニー・ポワチエに続いて2人目、38年ぶりの快挙を達成した。
暴行、脅迫、証拠ねつ造と次第にエスカレートしていくアロンゾとコンビを組む新人刑事ジェイクを演じるのはイーサン・ホーク。監督は「キング・アーサー」ほか、「イコライザー」シリーズでもデンゼル・ワシントンとコンビを組んでいるアントニー・フュークワー。本作では、ドクター・ドレーやメイシー・グレイ、スヌープ・ドッグなど音楽界のスーパースターも出演している。
UHD BD版の音声は、英語ドルビーアトモス、日本語ドルビーデジタル5.1ch。BD版の音声は英語・日本語音声共にドルビーデジタル5.1ch。監督による音声解説(英語)も収録している。