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B&W、DSP処理が進化し、音質も高めたNCヘッドフォン「Px7 S2e」

「Px7 S2e」フォレスト・グリーン

ディーアンドエムホールディングスは、Bowers & Wilkinsのノイズキャンセリングヘッドフォン「Px7 S2」の進化モデル「Px7 S2e」を9月28日に発売する。24bit DSPでの信号処理を進化させ、音質を向上したという。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円台後半の見込み。カラーはグリーン系を追加し、アンスラサイト・ブラック、クラウド・グレー、オーシャン・ブルー、フォレスト・グリーンの4色展開となる。

モデル名「Px7 S2e」末尾の「e」は、エボルブ(進化した)という意味。既存系カラーのトーンも変化しているほか、各部のデザインも変更されているが、基本的なサイズや搭載するユニットはPx7 S2から踏襲している。

「Px7 S2e」アンスラサイト・ブラック
「Px7 S2e」クラウド・グレー
「Px7 S2e」オーシャン・ブルー

進化点は心臓部と言える24bit DSP。既発売の上位モデル「Px8」の開発で得られたノウハウやアルゴリズムを投入。これにより、Px7 S2eでは空間再現力や音数の多さなどが進化したという。

ユニットはカスタム設計の40mm径バイオセルロース・ドライブユニット。高速レスポンスにより、音楽の細かなニュアンスを再現。歪率も低く、正確な音像定位と空間表現が可能という。

また、リスナーの耳と振勤板全体の距離が一定になるように、イヤーカップ内に最適な角度を付けて配置。「まるでスピーカーで聴いているような、ナチュラルで臨場感の豊かなサウンドステージを実現した」という。

「Px7 S2e」フォレスト・グリーン

Bluetoothのコーデックは、SBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveをサポート。ハイレゾ対応のストリーミングサービスから24bitの高解像度なサウンドを楽しむことができる。

さらに、USB-DAC機能(48kHz/24bit対応)を搭載し、USB-Cケーブルでコンピューターと接続すると、バッテリーを充電しながら高音質な再生が可能。3.5mmステレオミニジャックでの有線接続にも対応。付属のキャリングケースにUSB-Cと3.5mmステレオミニプラグ、それぞれのケーブルが同梱される。

ノイズキャンセリング機能も搭載。6つのマイクが連携して動作。イヤーカップ内の2つのマイクは各ドライブユニットの出力を捉え、イヤーカップ外側の2つは外部の環境ノイズを集音する。