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サエク、“新次元”最上位RCAケーブル「STRATOSPHERE SL-1EX」

フラッグシップのRCAラインケーブル「STRATOSPHERE SL-1EX」

サエクコマースは、フラッグシップのRCAラインケーブル「STRATOSPHERE SL-1EX」と、電源ケーブル「PL-7500」を10月23日に発売する。価格はRCAケーブルが1.2mペアで446,600円。電源ケーブルは1.5mで115,500円。

RCAケーブル「STRATOSPHERE SL-1EX」

サエクケーブルシリーズ最上位「STRATOSPHERE」の新モデル「SL-1EX」。既存の「SL-1」と異なるのは、RCA端子に初めてAgC+合金を採用し、さらに高性能化。「ケーブルを新たなステージへと引き上がる、新次元のインターコネクトケーブル」としている。

SL-1と同様に、PC-Triple C単線を中心導体に、外周導体には5Nの純銀素材でPC-Triple Cを覆うPC-Triple C/EXを採用。そのPC-Triple C/EXをそれぞれ1本ずつ絶縁を施すことで、これまでの径の異なる導体で中心部と外周部を構成するストラタム構造を進化させた、スーパーストラタム構造を採用。

PC-Triple C/EX導体を採用することで、表皮効果の影響を受ける高周波帯の伝送効率の向上を実現。「全帯域で情報を余すとこなく正確に伝送する事を可能にし、これまでにない高い解像度を実現」したという。

SL-1EXでは、OFC銅に微量の銀を配合することで、高い導通性能と強度を実現したAgC+合金のRCA端子を新規開発。端子の表面には、特別な金メッキを施している。

介在には広帯域でエネルギー損失の少ない伝送を実現するため、静電容量が低く安定した絹を採用している。

ラインナップは、0.7m(404,800円)、1.2m、1.5m(468,600円)を用意。そのほかの長さは特注(50,600円/0.5m)で対応する。

電源ケーブル「PL-7500」

電源ケーブル「PL-7500」

「PL-7000」を進化させた電源ケーブルが「PL-7500」。

独自の連続鍛造伸延技術により、信号の伝送を妨げる結晶粒界を極力減らし、結晶を長手方向に連続化させることにより、優れた導通性能を実現したPC-Triple C。この導体の開発段階から情報・素材提供を受け、PC-Triple Cの持つ優れた特性をいち早く見極め、電源ケーブルとしての最適な導体構成とケーブル構造を実現したという。

PL-7500ではさらなる高音質化を図るため、プラグにはブレードに金メッキを施し、樹脂部分に強力な制振効果を持つNCF素材を採用したフルテック製高品質プラグを新装着。

ケーブル長も1.5m/2m/3mとシステム環境に合わせて選択可能。「低ノイズ・ハイパワー伝送、そして高解像度と圧倒的な静寂感。新たなマテリアルを手に入れたことで、理想的な電源ケーブルが誕生した」という。

ラインナップは、1.5mのほか、2m(121,000円)、3m(132,000円)を用意。そのほかの長さは特注(5,500円/0.5m)で対応する。