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PW AUDIO、新最上位イヤフォンケーブル「Orpheus with Shielding」。約97万円
2023年10月25日 20:00
サイラスは、PW AUDIOのケーブルシリーズ新ラインナップ「Orpheus with Shielding」を、10月30日に受注開始する。基本的にはCIEM 2pin – 4.4mmの組み合わせで、それ以外はオプション選択可能対象店舗で注文する形となる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は97万200円前後。
オプションの選択可能対象店舗は、現時点では直販サイトかフジヤエービック。オプションとして用意されている端子はMMCX、FitEar、Pentaconn Ear。プラグ側は2.5mm、3.5mm、6.3mmで、既存の組み合わせオプションは基本無料。
新しいフラッグシップケーブル。PW AUDIOの創設者であるピーター・ウォン氏が、多くの年月をかけて研究し、同じ本数の導線を持つ場合、絶縁体のある導線は、解析能力、音場、高域性能の面でより優れた音を生成するという結論に到達。
異なる材料がワイヤーにどのように影響するかをテストし、エナメル線が非エナメル線よりも優れた音を生み出すことを発見。多くの試行錯誤の結果、多層エナメリングと単層エナメリングの違いをつかみ、Orpheusのワイヤーボディ構造を実現したという。
また、銅ワイヤーの表面積を継続的に増加させることで、表面を伝わる電子の速度が滑らかになり、密度と詳細が向上し、干渉が減少するという。
そこで、独立した絶縁体とエナメル仕上げを採用。各ストランドに7組のワイヤーコアがあり、各コアワイヤーは独立した絶縁体と多層のエナメルで覆われ、最終的に各ワイヤーストランドの外側にTRP絶縁体が追加される。
これにより、電子が各コアワイヤーを通過する際に他の信号と干渉せず、結果として音の背景がより暗く、音場が広がるとのこと。
導線素材は独自規格のSupreme Level OCC Copperを採用。4本で構成し、被膜素材はソフトPVC、ナイロンメッシュ、ソフトFep、綿。