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Campfire Audio、「プレミアムサウンドをより身近にする」新イヤフォン

「Ponderosa」(カスタムIEM)

ミックスウェーブは、Campfire Audioの新シリーズ「Chromaticシリーズ」より、片側5ドライバーの「Ponderosa」と人気イヤフォン「Supermoon」のリニューアルモデルを、11月2日に発売する。どちらもユニバーサルモデルと、カスタムIEM(インイヤーモニター)モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はPonderosaのユニバーサルモデルが143,800円前後、カスタムIEMが168,800円前後。Supermoonのユニバーサルモデルが184,800円前後、カスタムIEMが209,800円前後。

「Supermoon」(カスタムIEM)

Chromaticシリーズは「Campfire Audioのファンに愛されるオーディオ品質を維持しながら、ハイエンドオーディオのプレミアムサウンドをより身近なものにすることを目指している」シリーズと位置づけられており、「エントリー、ミドルクラス、ハイクラスのどのようなクラスへの入り口であっても妥協したくないリスナー向けに設計されている」とのこと。

付属品が充実しているのも特徴で、どちらもユニバーサルモデルには持ち運び用のプレミアムレザーケース、3.5mmステレオミニ、2.5mmバランス、4.4mmバランスの計3種類のTime Stream Cable、クッション性の高いケーブルバック、デュアルポケットのBreezy Bag Micro、シリコンとフォームのイヤーピースなどが付属する。

カスタムIEMモデルの付属品はデラックスパッケージとエッセンシャルパッケージの2種類を用意。デラックスパッケージは持ち運び用のプレミアムレザーケース、3.5mmステレオミニ、2.5mmバランス、4.4mmバランスの計3種類のTime Stream Cable、クッション性の高いケーブルバック、デュアルポケットのBreezy Bag Microが付属。

エッセンシャルパッケージはBreezy Bag Standard、Time Stream Cable、イヤフォンを保管できるデュアルポケットのBreezy Bag Microが付属する。

Ponderosa

イヤフォン片側に5基のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載したモデル。明瞭なサウンドのために最適化されており、「精度の高い正確なサウンドを奏でる」という。構成はLoW×2、Mid×1、High×2で、再生周波数帯域は5Hz~20kHz、入力感度は94dB@8.1mVrms SPL、インピーダンスは6Ω@1kHz。

特許を持つドライバー処理技術「T.A.E.C」により、特定の周波数などを自在にコントロールでき、ドライバーの繊細なチューニングが可能。Ponderosaは2基の高域用ドライバーアセンブリにT.A.E.Cが適用されており、「信じられないほど精密で詳細な高周波レスポンスを生み出している」としている。

「Ponderosa」(ユニバーサル)

同じく特許取得済みのソリッドボディデザインにより、精密に3Dプリントされた「エンジンブロック」に直接ドライバーを配置。これにより、ドライバーを正確にチューニングし、サウンドにアクセントをつけることで、ユーザーのリスニング体験を向上させている。

また、このビルドスタイルは、イヤフォンのパーツ数を少なくし、内部構造の完成度を高めることで、ドライバーが影響を受けやすい変数や故障の原因となるポイントを排除することができる、堅牢な筐体デザインだという。

Supermoon

Supermoonは、カスタムプラナーマグネティック(平面磁界型)ドライバーを搭載したソリッドボディのイヤフォン。「音の正確性と解像度、スピードによって、あらゆる音楽ジャンルで力を発揮する」という14mm径のプラナーマグネティックドライバーを1基搭載する。

再生周波数帯域は5Hz~20kHz、入力感度は94dB@54.0mVrms SPL、インピーダンスは15.5Ω@1kHz。

筐体は特許取得済みのソリッドボディデザインで、持ち運び用のプレミアムレザーケース、3.5mmステレオミニ、2.5mmバランス、4.4mmバランスの計3種類のTime Stream Cable、クッション性の高いケーブルバック、デュアルポケットのBreezy Bag Micro、シリコンとフォームのイヤーピースなどが付属する。

「Supermoon」(ユニバーサル)