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音を作り込めるサウンドメイクイヤフォン「JPRiDE model i ANC」。設定共有が可能に

「model i ANC」

エムピートレーディングは、JPRiDEブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「model i ANC」(9,999円)に搭載しているサウンドメイク機能を進化。ユーザーが作成した音色の設定を、クラウドを経由し、ユーザー間で共有できる機能を12月25日からスタートする。アプリを「ver 2.0」にアップデートすると、クラウド共有機能が追加される。

なお、イヤフォンの音色を変更するための設定情報のユーザー間共有を、他のサービスと連携することなく単一アプリにより実現するのは世界初だという(2023年12月発表時点/エムピートレーディング調べ)。

クラウド共有機能のイメージ

完全ワイヤレスイヤフォンに採用されているBluetoothのチップには、ワイヤレスでのデータ授受に加え、DA/AD変換機能、DSPによる信号処理能力などが盛り込まれている。メーカーのエンジニアは、ユニットや機構などのハードウェア的な音作りだけでなく、DSPを用いたソフトウェア上での音作りにも注力している。

model i ANCはこの、メーカーのエンジニアがイヤフォンを作り込む時に使う機能を、ユーザーにほぼ全て開放。プリセットを選んで音色をカスタマイズするだけでなく、ゼロから新規音色を作ることもできる。

例えば、以下のような設定も作成でき、今後は共有も可能になる。

  • 古い録音の音源(クラシック、ジャズなど)の音色を、現代風に
  • 特定の楽曲やアルバムを聞く為だけの設定
  • 普通のメーカーが製品化しないような、ある特徴をとがらせた設定
  • あの人なら、どんな音にするのか...
  • アーティスト/エンジニアが、ファン/リスナーに楽曲の特性を余すことなく聴かせたい! 聴いてもらいたい設定