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AVIOT最上位TWS「TE-ZX1」。カウボーイビバップとコラボ。ピエール中野モデルも
2024年1月10日 11:08
プレシードジャパンは、AVIOTブランドの新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤフォン「TE-ZX1」の予約受付を開始。完全ワイヤレス史上初という、平面磁気駆動型ドライバー1基、バランスドアーマチュア3基、ダイナミック1基の、3種5基からなる新開発「トライブリッド5ドライバー」を搭載。価格は49,500円で、商品が届くのは2024年2月以降順次の予定。
通常モデルに加え、ピエール中野氏コラボモデル「TE-ZX1-PNK」もラインナップする。詳細は後述する。
通常モデルTE-ZX1は、放送25周年を迎えたアニメ「カウボーイビバップ」とコラボしており、本体は、アニメのメカニカルデザイン・山根公利氏が完全監修し、劇中に登場する高速戦闘機“ソードフィッシュII”をイメージソースとしたデザインとカラーリングを採用。商品ロゴ、パッケージとセミハードケース、充電ケースはグラフィックデザイナー・上杉季明氏が担当。
さらに電源ON/OFFや端末との接続状況をアナウンスするボイスガイダンスを、主人公スパイク・スピーゲル(CV:山寺宏一)をはじめとするオリジナルキャストによる新録ボイス(一部キャラクターはアーカイブ音声を使用)を搭載している。また、描きおろしイラストを使ったポストカードが先着1,000人にプレゼントされる。
スパイク・スピーゲル(CV:山寺宏一)とフェイ・ヴァレンタイン(CV:林原めぐみ)が、イヤフォンの魅力を伝えるスペシャル動画も公開。豪華キャストのサイン色紙をプレゼントする特別キャンペーンを実施している。詳細はAVIOT公式Xを参照のこと。
TE-ZX1の特徴
「完全ワイヤレスイヤホンにおける最高音質を目指した」というイヤフォンで、トライブリッド5ドライバーシステムを完全新規開発。
10mm径ダイナミック型1基で「重厚でリアルな低域」、6mm径の平面磁気駆動型1基で「低歪みで伸びやかな中高域」、BA 3基による「高感度で高いダイナミックレンジを誇る高域」を組み合わせ、「ドライバーが相互に補完をするように、各ドライバーの特性を妥協なく突き詰めた」という。
前モデルに引き続き、カスタムIEMに多用される積層造形技術を用いて本体下部のシェルを造形。TE-Z1PNKで好評だったという、装着時の安定性を高めるAVIOT独自のダックテール形状も採用した。
一般的な完全ワイヤレスでは樹脂素材が使われることの多いノズル部分を、カスタムIEMでも使用される金属製にする事で、高硬度・高比重・高精度な音道造形により、重心バランスの最適化と不要共振の低減を実現したとする。
DSPによる処理は「極限まで最小化し、Bluetoothで受信した信号を余すところなく再生する」とのこと。BluetoothのコーデックはSBC、AACに加え、LDACにも対応する。同時に2台の端末と接続できるマルチポイント機能を搭載。
計4基のマイクを使用したハイブリッドアクティブノイズキャンセリングと、物理的に環境音をシャットアウトするパッシブノイズアイソレーションを組み合わせ、広帯域にわたりノイズを低減。TE-Z1PNKのノイズキャンセリングシステムを更にブラッシュアップしたという。
雨や水しぶき、汗などによる水濡れにも強いIPX4相当の生活防水仕様。イヤフォン単体で最大8時間、チャージングケース併用で最大20時間の長時間再生が可能。10分の充電で最大60分の使用が可能な急速充電にも対応する。
イヤーピースは8種が付属。肌に優しい医療用シリコンを採用。Sサイズ、Mサイズは高さの異なる2種類を用意。Lサイズ、XLサイズと合わせて、6サイズを同梱する。さらに、ウレタン素材のイヤーピース2サイズ同梱。
ピエール中野氏コラボモデル「TE-ZX1-PNK」
TE-ZX1をベースモデルとし、ピエール中野氏がデザイン、サウンドチューニングを完全監修したコラボモデル「TE-ZX1-PNK」も開発。予約受付は1月18日15時から開始する。価格は49,500円、商品が届くのは2月以降順次。
BOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUNDのメンバーである中野雅之氏によるエクストラチューニングも搭載。デフォルトのピエール中野氏チューニングをベースに、中野雅之氏がさらにチューニングを施した特別なサウンドが楽しめる。チューニングは専用アプリで切り替え可能。
従来のボイスガイダンスに代わり、“サウンドガイダンス”を搭載。電源ON/OFFなどの操作の切り替えを、中野雅之氏がこのモデルのためだけに手がけた、ここでしか聴けないサウンドで知らせるという。
今後も順次豪華アーティストによる追加のチューニングとサウンドガイダンスをリリース予定。なお、ボイスガイダンスへの切り替えも可能だが、特定のコンテンツとのコラボレーションボイスではないという。