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JBL、小さくなったHDMI入力付き一体型オーディオ「L42ms」
2024年2月13日 11:55
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの新製品として、モダンクラシック・デザインを採用したHDMI入力付きの一体型オーディオシステム「L42ms」を2月下旬より発売する。価格は154,000円。
2022年春に発売したオーディオシステム「L75ms」(198,000円)の兄弟モデル。ワイヤレス機能などの使い勝手はそのままに、横幅62cm未満、奥行き25cm未満へ一回り小型化されている(L75msは幅79cm、奥行き28.7cm)。
リビングのサイドボードにも設置できるサイズながら、100mm径ウーファー×2基、19mm径ツイーター×2基の本格的な2ウェイ構成を採用。各ドライバーはDSPクロスオーバーとイコライザーによってそれぞれの帯域ごとに最適化され、合計200Wのハイパワーマルチアンプによって駆動される仕組み。
さらに、独自の「サウンドフィールド・エキスパンダー」技術を搭載。ニアフィールドでのリスニングから部屋全体に広がるようなサウンドまで、好みに合わせて楽しむことができる。設置場所により低域の強弱を切り替え調整できる「バス・コンター」機能も備える。
Bluetooth 4.2に準拠しており、SBC・AACコーデックをサポート。また、Apple Airplay 2、Google Chromecast、Spotify ConnectなどのWi-Fiストリーミングにも対応。「JBL Premium Audio」アプリを使用して、Amazon Musicや国内導入が発表されているQobuzなどの音楽ファイルも再生できる。
ストリーミングの対応ファイルは、AAC/AIFF/ALAC/DSD128(to PCM)/FLAC/MP3/MP4/MQA/OGG/WAV/WMAで、対応レートは最大96kHz/24bitまで。アップデートでRoon Readyにも対応する。
有線接続として、3.5mmのAUX入力とRCAステレオのほか、HDMI入力端子も装備。HDMI ARCに対応し、テレビとHDMI接続すると、サウンドバーのように映画やテレビ番組のサウンドを再生できる。なお、再生可能な音声は2ch PCMのみ。サブウーファー出力(RCA)も備える。
プロダクトデザインは、「JBL L-Classic」シリーズで好評のモダンクラシックなデザインを踏襲。ウォールナット天然木突板仕上げのキャビネットと、マグネットによる着脱式のQuadrexフォームグリルなど、モダンな印象に仕上げた。
外形寸法は617×234×162mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は8.5kg。リモコン、Wi-Fiアンテナなどを付属する。
Roonトライアルキャンペーンを実施
ハーマンインターナショナルは、L42MSの発売を記念し、JBLおよびARCAMのRoon Ready対応機種購入者に対し、2カ月無料トライアルのクーポンコードをプレゼントするキャンペーンを実施する。クーポンは対象製品に同梱されている。
対象機種は、JBL「L42ms」「SA750」「MP350」「L75ms」「4305P」「4329P」、ARCAM「SA30」「Solo Uno」。
Roonは、PCやNASに保存されている音楽データ、日本での導入も予定されているQobuzなどの高音質音楽配信サービスの楽曲など、プラットフォームを超えたデジタル音源をUIで一元管理し直感的にコントロールでき、さらに楽曲クレジットやアートワーク、歌詞などの追加情報が自動で補完されるなどの機能を備えた統合型音楽コントロールシステム。