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JBL、HDMI入力も備えたワイヤレス一体型オーディオ「L75ms」
2022年3月17日 07:00
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの新製品として、モダンクラシック・デザインを採用した一体型オーディオ「JBL L75ms」を3月下旬に発売する。ワイヤレス・オーディオ機能に加え、HDMI入力も備え、テレビとも連携できる。価格は198,000円。
JBL創立75周年記念モデルの第3弾となるインテグレーテッド・ミュージックシステム。「最新の音楽ストリーミングサービスから従来のアナログレコードまで、すべての音楽ソースをより手軽に楽しむことをコンセプトに、アメリカ カリフォルニア州ノースリッジに拠点を構えるJBLサウンドラボにおいて設計・開発された」という。
ワイヤレス接続では、Bluetoothに加え、AirPlay 2、Google Chromecastにも対応。Bluetoothはバージョン4.2に対応。独自の「Music Life」アプリを使用すると、UPnPでLAN上にある音楽ファイルのネットワーク再生も可能。再生対応ファイルは、AAC/AIFF/Apple Lossless/DSD(PCM変換)/FLAC/MP3/OGG/WAV/WMA。対応サンプリングレートは192kHzまで。
有線接続として3.5mmのAUX入力と、アナログレコード再生用のPhono入力(MM)も搭載。さらに、HDMI入力端子も装備。HDMI ARCに対応し、テレビとHDMI接続すると、サウンドバーのように映画やテレビ番組のサウンドを再生できる。なお、再生可能な音声は2ch PCMのみ。サブウーファー出力(RCA)も備えている。
スピーカーユニットは、133mm径ウーファー×2基、25mm径ツイーター×2基、100mm径ミッドレンジ×1を組み合わせた5ユニット構成。前面のマルチアングルバッフルにこれらのユニットを配置している。周波数特性は45Hz~25kHz(-6dB)。
各ユニットは、それぞれ独立したDSP制御およびパワーアンプ駆動によってドライブ。アンプの総合出力は350W(LF:125W×2/HF:25W×2/MF:50W×1)。独自の「サウンドフィールド・エキスパンダー」技術により広く均一な音場を作り出し、「1ボックスシステムからは想像もできない迫力のJBLサウンドで部屋中を満たす」という。設置場所により低音の調整を切り替えることができる「バス・コンター」機能も搭載する。
デザインは、「JBL L-Classic」シリーズを踏襲。ウォールナット天然木突板仕上げのキャビネットと、マグネット着脱式のQuadrexフォームグリルを採用する。外形寸法は790×287×216mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は15.9kg。Bluetoothリモコンも付属する。